運動とかスポーツって、長い間、してなかったんですよね。少し歩くくらいしか。
でも約2年ぶりにボウリングという運動をしたんで、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛での制限について書いてみますね。
先日、旧友との忘年会で宴会の前にボウリングに行ってきました。
ちょうど寒さが急に厳しくなった日で、腰椎椎間板ヘルニアのことや坐骨神経痛のことを考えると、スポーツはあまりやりたくはなかったのですが、友人たちとの久々の再会の手前、断ることが出来ずに2ゲームだけお付き合いで10年ぶりくらいにボウリングをやりました。
腰椎椎間板ヘルニアで腰痛と坐骨神経痛を発症して以来、本当は出来る範囲で歩くなどの運動をして、寝た切りで使っていなかった衰えた筋力を回復させたり、これ以上筋力や体の柔軟性が衰えるのを予防しなければならないのですが、なかなか運動をする機会がないまま2年間過ごしてきました。
日常の忙しさにカマかけてスポーツをサボっていたのが本当の理由ですが、やはり、身体が鈍って思う様に動けないので楽しくない、動いて次の日などにもし痛みが発症したら怖いというのがあって、歩くことを含めて運動らしい運動をする機会がないまま過ごしていました。
運動については発症する以前に聞いた話なんですが、例えばテニスやゴルフなど、身体の使い方が左右で均等でないタイプの運動は骨格や筋肉が歪みやすいというのを見聞きした覚えがあります。
ボウリングも左右のバランスを考えた時、不均等な身体の使い方をするし、弱った脚腰にとってあまり良くない運動の様に思います。
右の二の腕に重たいボウリングのボールを持って、左足を軸に沈み込む様に踏ん張り、体を捻って投げるのですから、いかにも腰に悪そうです。
まして、寒い季節ときたもんですから、かなり気を使って、スコアよりもグキッとなったり、腰に負担がかかる捻り方をしない様に心掛けてやりました。
女性が持つ様な軽いボウリングのボールを選び、投げるというよりはコロコロと転がす様にボールをリリースしていました。
また、やはり本当に筋力が衰えていて、股関節や腰の柔軟性が無くなっていたようで、自分でもハッキリと分かるくらい不恰好なフォームになっていました。
結果、8人でやって最下位のスコア。
スポーツはというか体育の授業はどちらかというと得意だったんですが、昔の見る影もなくデブデブに太った旧友にも、頭がハゲ散らかして初老に見える旧友にも負け。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛になったことでこんな形でボウリングなんかで運動はできる方と思っていたプライドがズタズタになるとは思っていませんでした。
やはりリハビリとして日頃からコツコツと運動は続けておかないといけませんね。
この様に最悪のスコアと引き換えに脚腰を庇ってボウリングを楽しんだ(?)のですが、翌日は腰と太ももの筋肉に張りが出て、翌々日には右の上腕部の筋肉痛になりました。
あれだけ庇って気をつけたにも関わらずこの結果ということは、情けない気持ちと共に、もし用心してボウリングをしてなかったらどうなったのだろうかと、恥を忍んだ甲斐があった様でした。
整体の女医さんはいつも
「いらん運動はしなくても良いから、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛や坐骨神経痛にはとにかく正しい姿勢で、自分の普段歩き易い歩幅よりも少し広めの歩幅で歩きなさい。ウォーキングが一番良い運動ですよ。毎日、早足で歩く、歩く。」
と、通院治療を受ける度に、毎回言われ続けています。
ちなみにこの時のボウリングのスコアは、1ゲーム目が96、2ゲーム目が88でした。
昔々、若かりし頃、「ボウリングなんてしたことない。いや?ん、どうしよう!」とか言って、ぶりっ子していた女の子のスコアがこれ位だったような。。。。。
これからは少しでも腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛のリハビリ運動だと思って、出来るだけ歩くようにしましょう。
でもこの冬の季節は外に出たくないし、脚腰を冷やすのも不安なんだよな。
来年、もし再度ボウリングをすることになるなら、1年間運動して、今年の雪辱戦を果たしたい気持ちと、サボる気持ちと、複雑な心境です。
まあ、こんな事を言ってるくらいだから、多分運動をせずに、また一年過ごしてしまうんでしょうね。
それとも偏ったフォームのスポーツで姿勢を崩したり、背骨や骨盤、股関節を始め各筋肉に歪みの出る運動では無くて、違うスポーツにしようと提案する方が良いかもしれませんね。