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足組みと腰痛の関係。対策の裏技?

足組みするから背骨や骨盤が歪んで腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛などの原因になるのか、背骨や骨盤が歪んでいるから脚組をついついしてしまうのか、一体どちらが先だと思いますか?

脚を組む事と腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛には関係がある様に思いますので、今回はその辺について書いてみます。

一昨年、昨年と1月2月に腰椎椎間板ヘルニアと座骨神経痛が発症、再発を繰り返していたのに、今年はまだ動けなくなったり、寝たきりになったりする事なく今の所過ごせています。

まだ寒い季節は終わっていませんが、このまま痛みなどの症状が出ないでくれればと切に願います。

さて、多くの整体師の先生やカイロプラクティスの専門家の方達などが、色々なところの記事や本で、

「座った時に足組する癖があると背骨や骨盤の歪みの原因になる。」
「足を組んで椅子に座る習慣がある人は腰痛や肩こりになりやすい。」


といった事を書かれているのを目にすると思います。

私が定期的に通院している整体の先生にも同じ事を言われました。

一般的に脚組みする時は、それぞれの人の癖でいつも同じ側の脚を上にして組んでいる場合が多いと思います。

同じ側の脚を繰り返し、時には長時間組んで座っている事で、自然と身体を同じ側にひねり続けることになるので、背骨や骨盤の歪みの原因となり姿勢が崩れて、ゆくゆくは私の様に腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛の発症原因のひとつになったり、肩こりや首の痛みなどのトラブルを引き起こしたりするそうです。

では、どうして座った時に脚を組んでしまうのか?

これは元々、多少歪んでいる骨格の所為で、あるいは筋肉の付きかたや筋力の左右差によって、脚を組んだ方が座って身体を立てるのに歪みが補正されてバランスを取りやすかったり、弱い側の筋力を補ったりする事で、心地よく感じて座る事ができるからだそうです。

確かに座っていきなり脚組をする人もいますが、座って暫くして腰やお尻(骨盤)の椅子との収まり具合が悪く感じてきた時や、座り疲れた時に脚を組む場合が多いのではないでしょうか。

同じ様に腕を胸の前で組む腕組みでも、多分ほとんどの人がいつも同じ側の腕を上にして組んでいると思いますが、これも背骨や肩甲骨を歪める原因になるそうです。


その他にも、
いつも同じ側の腕でカバンを持ったり、同じ側の肩に掛けたりしている。
赤ちゃんや子供をいつも同じ側の腕で抱っこしている。


なども足組するのと同様に背骨や骨盤の歪みの原因となります。

ちなみに、脚を組むから背骨や骨盤が歪むのか、背骨や骨盤が歪んでいるから脚組をしてしまうのかの答えですが、
どちらの場合もあり得ると私は思います。

先に歪んでいるから姿勢のバランスを取るために足を組む人もいるでしょう。

なんとなく脚組をしていたり、椅子や作業の仕方が原因で脚組をしていたら、背骨や骨盤を歪める原因になった方も居るでしょう。

しかし、どちらにしても
「脚を組む→歪む→さらに脚を組む→さらに歪む」
と悪循環になってしまいますので、出来るだけ意識的に足を組むことは止めた方が良いですね。

それから、裏技というほどの事ではないかもしれませんが、これは私がしている方法です。

脚組をしたくなったら、普段と逆の足を組んで座る様にしています。

いつもと反対の脚を組むので多少、違和感はありますが、それでも座り続けていたその姿勢に疲れて足組みをしたくなった時には、足を組むのを我慢するよりは快適に座っていられます。

効果がどの程度あるのか、背骨や骨盤の歪みの補正効果があるのかはわかりませんが、いつもの足を組むよりは異なった姿勢になり身体を捻る方向も変わるので、良いのではないかなと思っています。

知らない間にいつもの側の足組をしている時もありますが、気付いた時には出来るだけ意識的に反対側の足を組む。

同じ様に腕組みをする場合でも、できるだけ気付いた時には反対側の腕を上にして組む様にしています。

もしかしたらこの裏技「反対側の脚を組む」が幸いして今年はまだ腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛などの症状が出ていないのかもしれませんね。
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