腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による臀部から足先にかけての痛み、しびれの闘病記です。これまでに複数の整形外科や整骨院や鍼灸などでAKA博田法、投薬治療、硬膜外ブロック注射、牽引治療、鍼治療、背骨や骨盤の矯正や整体、漢方薬などなど10種類以上の病院や自宅での治療を試し、効果の有無や感想を記載していきます。また仕事柄、日本と中国を行き来しているため日本の病院と中国の病院の双方で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が原因の腰痛と脚痛の保存療法の治療を経験しました。それらについて時系列で体験記として書いていきます。
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発症や痛みの原因と習慣
腰椎椎間板ヘルニアの痛みの原因について、体験者として、保存療法で10ヵ所以上の病院や治療院、15種類の治療法や民間療法と様々な治療法を試した患者としての視点で見解を書きます。
腰椎椎間板ヘルニアはご存知のように背骨と背骨の間にある椎間板が様々な原因で突出している状態を指します。
これは椎間板が傷付き、何らかの外圧が加わったことが原因で椎間板の一部が突出して炎症を起こしたり脊髄神経を圧迫したりします。
単に炎症を起こしているだけの場合は、この炎症が治まれば出っ張りも小さくなり痛みが無くなります。
重篤でないぎっくり腰などがこれに当たり、数日間~1週間ほど動かずに安静にしておけば痛みが引いたり、病院や薬局の炎症止めや痛み止めなどの薬を飲んで治る場合も多いです。
あと、腰痛の場合、腰などの患部を温めると痛みが治まる場合もありますが、ぎっくり腰などの急性の腰痛の場合は患部が炎症を起こしていますので温めると痛みなどの症状が悪化したり、さらに痛みが増します。
ですからこの場合は風呂などに長時間入ったり、温湿布を貼ったり、カイロなどを当てて温めてはいけません。
逆に冷湿布を貼ったり、氷などを当てて冷やす方が早く痛みも引き治ります。
ただし、極端に冷やしすぎるのも良くないので、摂氏0度以下になっているアイスノンなどは冷やし過ぎになるので使わない方が良いでしょう。
一方の原因として、日常生活の習慣から腰椎椎間板ヘルニアの発症や痛みが起こる場合があります。
私の様に歩き方や座り方、立ち方などの姿勢が悪く長い年月を掛けての習慣で背骨や骨盤などの骨格が歪み、それが原因で腰の一部に負担が掛かって徐々に椎間板が痛んである日特にきっかけもないまま発症した腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もあります。
脚を組んで座るとかいつも同じ側の肩や手で鞄を持つなど慢性的な動作習慣も原因となった場合ですね。
また気持ち良いからと言って腰を捻ってボキボキ鳴らすなどを繰り返し行い、椎間板を傷つけ続けるのも良くありません。
これも繊維を徐々に潰し、椎間板が突出して腰椎椎間板ヘルニアが発症する原因となってしまいます。
姿勢の悪さや脚を組むなどの習慣、腰をボキボキ鳴らすといったことは全て私がずっと行ってきたことです。
この様な慢性的原因でなった腰椎椎間板ヘルニアはやっかいで、歪んだ骨格を徐々に矯正しながら、悪い姿勢や動作などの習慣も治していかなければならず、治るのにも時間が掛かります。
あと、ぎっくり腰でも何度も繰り返し再発している場合は同じ様に習慣化している可能性がありますので、こちらも痛んだ椎間板が治りきらないまま繰り返し発症していると考えられます。
そしてどの原因でも起こりうる腰椎椎間板ヘルニアの最悪のケースが突出した椎間板が脊柱内の神経を圧迫して下半身などに麻痺を起すことです。
私も整形外科でもし無意識での尿漏れや自由な歩行が神経麻痺で出来なくなったら、その場合は日常生活に大きな支障をきたすので問答無用で手術を勧めると言われていました。
この様な最悪のケースに成らない様に自分の症状の原因を可能な限り早めに見付け自分に合った治療を進めて、また椎間板を傷つけたり負担を掛けたりする習慣を正していくことが必要だと思います。
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