腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による臀部から足先にかけての痛み、しびれの闘病記です。これまでに複数の整形外科や整骨院や鍼灸などでAKA博田法、投薬治療、硬膜外ブロック注射、牽引治療、鍼治療、背骨や骨盤の矯正や整体、漢方薬などなど10種類以上の病院や自宅での治療を試し、効果の有無や感想を記載していきます。また仕事柄、日本と中国を行き来しているため日本の病院と中国の病院の双方で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が原因の腰痛と脚痛の保存療法の治療を経験しました。それらについて時系列で体験記として書いていきます。
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帰国時の痛み対策
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が一向に治らないまま、逆に悪化していく中で、またしても恐怖の渡航の日がやってきました。
今回は中国から日本への発症後、2回目の帰国です。
これまでに書きましたように、この時期は更に症状が悪化していて、足腰の痛みが無く歩ける距離や時間も以前より短くなっていましたし、座っているだけでも暫らくすると脚が痛くなるような状態でした。
これまでの経験でリリカやロキソニンなどの痛み止めはまだありますが、ほとんど効果が無いことは判っています。
鍼を打ってもらっても、按摩をしても一時的にほんの少し痛みがマシになる程度です。
中国から日本に帰らなくてはならないのですが、帰国の移動に掛かる時間と痛みや身体的負担を考えると不安感でいっぱいになります。
しかしチケットの日は決まっているし、仕事の都合もあります。
また妻や子供、家族に会いたい気持ち、自分の国である日本で言葉の不自由のない安心した場所に帰りたい気持ちで心を奮い立たせて帰国の準備を始めました。
まずは少しでも移動や手続きが楽になるように、今回はスーツケースを持たずに小さな手提げ鞄ひとつで帰ることにします。
荷物はパスポートと財布と携帯とノートパソコンとiPadと手帳だけで他の物は一切入れません。
服装もスエットのズボンにTシャツと少し季節外れですが体を冷やさず軽くて暖かいユニクロのダウンベストを羽織り、靴はクロックスのサンダルです。
出発前日の夕方に近所の按摩屋に行き、揉むのではなくオイルマッサージをしてもらい血行を良くしておきます。
腰はマッサージしてもらわずに、痛みの酷くなる臀部から左足にかけてだけを1時間じっくりとオイルマッサージしてもらいました。
そして家に帰ってから漢方薬フヨウで腰の温熱治療をして、いつもよりずっと早く眠りにつきます。
出発当日はギリギリまで横になり体を休めて、気休めにしかならないかもしれないけど酩酊しても良いつもりで通常1回1錠のロキソニンを2錠飲んで家を出ました。
さらにと搭乗手続きの時に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛であることを伝えて、
前回同様に隣が空いている席を取ってもらいました。
搭乗前にさらにロキソニンを1錠飲んで、ベルトサインが消えている時は周りの乗客の冷たい目も構わずに並んだシートで横になります。
関空には車で妻に迎えに来てもらうように連絡してあります。
この様に出来る限りの対策を打って、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが何度か出ながらですがどうにかこうにか日本の我が家に帰ることが出来ました。
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