腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による臀部から足先にかけての痛み、しびれの闘病記です。これまでに複数の整形外科や整骨院や鍼灸などでAKA博田法、投薬治療、硬膜外ブロック注射、牽引治療、鍼治療、背骨や骨盤の矯正や整体、漢方薬などなど10種類以上の病院や自宅での治療を試し、効果の有無や感想を記載していきます。また仕事柄、日本と中国を行き来しているため日本の病院と中国の病院の双方で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が原因の腰痛と脚痛の保存療法の治療を経験しました。それらについて時系列で体験記として書いていきます。
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苦痛と生活の心配
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症して約4ヵ月が過ぎました。
鍼治療、漢方薬、按摩、整体、硬膜外ブロック注射、痛み止めの薬、温熱治療、高周波治療器などなど、日本・中国それぞれでこれまでに7ヵ所の病院や治療院で保存療法と呼ばれる治療を試みてきました。
しかしこれまでのところ、目立った効果の有る治療法には出会えず、日本と中国の往復とそれぞれの国での仕事や生活、足腰の痛みを我慢したり庇いながらの不便な日々。
仕事も捗らず、病院通いやひどい痛みなどで仕事を休んだりすることも増えて収入は減るのに、タクシー代や治療費で出費はどんどんと増えるばかり。
一体、いつになったら治るんだろう。
やはり手術をするしかないんだろうか?
このままずっと、治らなくて一生、こんな苦痛と生活が続くんだろうか?
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の苦痛。
生活費の心配。
子供と妻のこと。
仕事の悩み。
回復の見込みがない治療。
ストレスや焦りでイライラが募る毎日。
気分転換に出掛けたくても、足腰が痛くて買い物や映画どころか飲みに行くことも友達と外食することすら出来ません。
また中国に居る時は妻や子供の顔すら見ることが出来ません。
この4~6ヵ月目くらいが一番、肉体的にも精神的にも辛い時期でした。
中国に居る時は一人暮らしなのでどうしても外食が中心になります。
しかし、例え歩く距離の少ない近くのお店に食べに行っても、いつも食事の途中くらいになると脚が痛くなってきてじっと座っていられなくなってきます。
そうなると食事もまともに食べられなくなってきます。
ある時はわずか300mくらいしか離れていない銀行までお金を下しに歩いていく途中で脚が痛くなりました。
ベンチや椅子、ちょっと腰を掛けられる階段などが何もなく、しかしもう歩けないくらいに脚が痛くなったので、道端で横たわって休んだこともありました。
中国では倒れている人を助けようと声を掛ける人はほとんど無く、道行く人々が道路で寝そべっている私を変な目で見ながら通り過ぎていきます。
本当に自分で自分が情けなくて悲しくなりました。
もっとも逆に声を掛けられても中国語が話せない私は返答に困りますし、もし悪い人に日本人だとバレたら、鞄や財布、携帯やパスポートなどを奪われるかもしれません。
もし取られても、その時の私は抵抗することも相手を追いかけることも出来ませんから。
この様に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症してからは当たり前だと思っていた生活が送れなくなり、ちょっとしたことが出来なくなります。
これまで病気らしい病気や大きなケガをしたことが無かったのですが、健康な体の大切さをヒシヒシと感じることになりました。
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