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発症から丸6ヶ月、中国での生活

発症と悪化、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛のMRI画像

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症と悪化、いくつかの保存療法を試しては効かない生活が続きながら丸6ヶ月が過ぎました。

間もなく3回目の中国から日本への帰国の時期です。

この1ヵ月は特に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状に自覚できる改善も悪化もありませんでした。

ほぼ寝たきり状態で、ほとんど外出することもありませんでした。

徒歩は5分ほどで臀部から太ももの裏、ふくらはぎにかけての痛みや足先の痺れが我慢できなくなり、横になってしか痛みは回復しませんでした。

座って休んでも回復しなくて、そもそも座っているのも5分位が限界でしたのでこれ以上悪化しないように一日の大半をベッドで過ごしていました。

特に歩いたり座ったりした時に出る坐骨神経痛の臀部~脚に掛けての痛みや足先の痺れが酷くて、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛よりも深刻な悩みになっていました。

外出はほとんど無く、ベッドの上でのパソコン仕事と、どうしても仕事関係の人と会わなければならない時だけ自分の状態を説明して会いました。

近くの方とはタクシーで後部座席に寝そべって出掛けて行き、長ソファーで半分横になりながら打ち合わせなどをこなしました。

遠くの方とは私が長時間の移動に耐えられずそこまで出掛けて行けないので、自分の家まで来ていただき自宅で会いました。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の中国での治療法で新しい情報も無く、心配してくれる友達などから声を掛けていただいても鍼治療、按摩、漢方薬などこれまでに体験したものばかりです。

ここまでの日本での治療でも改善した治療法はありませんでしたが、中国の治療では坐骨神経痛が悪化したものもあり、新たな病院などでの治療に対しては不安感がありました。

また新しい方法なら試したかもしれないのですが鍼、按摩、漢方といったこれまでと変わらない内容のものばかりだったので行かなかったのです。

この様な理由から自宅でできて、更なる悪化を招かずに済みそうな独歩顆粒や冠元顆粒の服用とストレッチ、筋トレや腰痛体操などをして、万一でも効果があればと祈りつついたのです。

日本への帰国は前回以上の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛み対策もありません。

荷物は最少に、移動は出来るだけ横になって出来る様に中国の空港まではタクシー、飛行機では並びの席が空いているシートで横になり、日本の空港から家までは嫁に車で迎えに来てもらう。

後は痛くなったらひたすら我慢する。

これだけです。

ただ今回の帰国ではひとつだけ新たな希望がありました。

嫁が探してくれたのですがテレビ番組でも紹介されたという腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効く保存療法があるということ。

そしてその治療法を行ってくれる病院が自宅から車で1時間くらいのところにあり、運良く私の帰国日に合わせて予約が取れたということでした。

腰痛体操やストレッチや筋トレ、独歩顆粒と冠元顆粒の感想

腰痛体操やストレッチや筋トレ、独歩顆粒と冠元顆粒の感想

独歩顆粒と冠元顆粒、腰痛体操や坐骨神経痛のストレッチや筋トレなどを行った感想です。

今回の中国滞在中の3週間~1ヵ月の間、独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬の服用と、腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレを腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛対策としてやってきました。

まず、両方に言えることですが、私の場合、この期間では効果らしい効果は感じられませんでした。

それぞれ素人判断で勝手にやったことであり、医師や整体師や薬剤師やリハビリの専門家などプロから専門の指導を受けてやったことではないことも効果が無かった原因だと思います。

ですからきちんとした診断と指導を受けて行えば効果があったかもしれません。

あと、漢方薬にしても運動療法にしてももっと長期間続ける必要があったかもしれないとも思われます。

漢方薬は西洋医学のように短時間で急激な効果が得られる対処療法ではなくて、時間を掛けて体に無理のない様に体質改善などで痛みなどの症状を改善するものだそうです。

ですから3週間~1ヵ月くらいの時間では私のように腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状が改善しない場合もあると思います。

独歩顆粒や冠元顆粒などの漢方薬については私は専門家でないので感想位しか書けませんが、ストレッチや筋トレは痛みが酷い時や炎症や発熱をしていない時に正しい方法で行えば効果があるように思います。

またこれらの運動は弱った筋力を取り戻すためのリハビリにもなりますし、必要な筋肉の強化や関節などの可動域を広げたりすることにも役立ちます。

さらに立ち方や歩き方、座り方など日常生活の姿勢の矯正や、長時間正しい姿勢でいるために必要な筋力を付けるためにも有効です。

骨盤や背骨などの歪みはそもそも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの発生原因のひとつですので正しい姿勢は治療効果だけでなく、予防法としても必要なんだと思います。
現在、やらなければいけないと思いつつ私自身はこれらの運動、腰痛体操やストレッチ、筋トレを行っておりませんが、ウォーキングも正しい歩き方の姿勢で行えば効果があるということで、少しずつですが意識して歩くようにしています。

あと、自分の腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の場合、痛みが酷くてあまり出来ませんでしたが、股関節を柔軟にすると効果があるとの経験者の書き込みも多かったです。

部屋が狭くて股関節の体操がしにくかったのもやらなかった原因になっていましたので、出来る方は是非試しにやってみたらと思います。

腰痛体操とストレッチと筋トレなど運動

腰痛体操、ストレッチ、筋トレ、ウォーキングなど

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状を改善するのに良いということで腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレ、運動療法なども取り入れてみようと調べてみました。

歩いて5分、座っても5分くらいで痛みが開始するのでウォーキングは出来ません。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症から5ヶ月、全くと言って程に運動も出来ていません。

運動どころか日常生活での最低限の活動すら出来ていませんでした。

さらに脚腰の痛みの酷かった直近1ヵ月ほどは寝たきり状態でした。

その為、筋肉は落ちきっていましたし、体の柔軟性も極端に損なわれていました。

特に坐骨神経痛の痛みがひどい左脚の筋肉は太もも、ふくらはぎ共に見た目でハッキリ判るほど右脚に比べて細くなっていました。

しかし血行の改善や背骨や骨盤の歪みの修正、腰の骨に負担を掛けない様に筋肉を鍛えてコルセットのように背骨を腹筋や背筋などの筋肉でサポートすることが良いということで、腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレ、運動療法を調べたのです。

整骨院や整形外科などのサイトでそしてユーチューブなどで腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効果的な腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレを沢山見ました。

正直なところ、ほとんどの腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレが解説通り出来なくて、推奨回数や時間が無理だったもの、指定された姿勢や体勢が出来ないものなどがほとんどでした。

その中で色々と試してみて今の自分に出来そうなものをいくつかピックアップしてみました。

四つん這いになって対角線上の片手片足を伸ばす方法。これは腰のインナーマッスルを鍛える方法です。

脚の裏を合わせて胡坐をかく様に座り股関節と腰と背骨を伸ばすストレッチ。

仰向けに寝て脚を交互に自転車運動のように動かす腹筋の運動。

膝を立てて仰向けに寝てその膝を左右にゆっくり倒す運動。

つま先立ちで歩くことで姿勢を正し、脚の筋肉を使うことで血行を改善する筋トレ。

非常に簡単で負荷の少ない腰や臀部、脚のストレッチや体操、筋トレばかりですが、それぞれわずか30秒ずつくらいしか出来ませんでした。

朝に起きた時が一日の中で最も痛みが少ない時間帯ですので、取りあえず毎朝1回、続けてみました。

根が三日坊主なもので約3週間ほどしか続かずこれらの運動の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛への効果はこの期間では判りませんでしたが、汗をかき、前向きに取り組んでいるという気持ちの張りが出てそれだけでも良かったと思いました。

独歩顆粒と冠元顆粒の飲み方、味、効果

独歩顆粒と冠元顆粒という名で日本で販売されている薬の同等品である独活寄生丸と精制冠心顆粒を中国のネット通販で先日購入して数日後、これらの漢方薬が届きました。

生薬成分が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効くとのクチコミが多かった漢方薬なので期待しての購入です。

寝たきりになった今の状態では病院の通院が出来ない中、在宅で治療できるので他の選択肢が無い中での試みでした。

独歩顆粒と冠元顆粒はそれぞれ、腰椎椎間板ヘルニアで痛んだ患部の修復を助ける筋骨を強め再生する成分と痛みを緩和する生薬が独歩顆粒には含まれており、坐骨神経痛の原因になっている血流の滞りを解消するため血行を改善して痛みを抑える生薬が冠元顆粒には含まれています。

それらと同等の成分の生薬が入っているのが、今回中国で購入した独活寄生丸と精制冠心顆粒です。

独活寄生丸は一日2~3回、食間や空腹時に服用します。

写真にもありますように直径が約3cmもあり薬を飲むというより食べるという感じです。

味は漢方独特の風味はしますが、甘さもありますので十分我慢できる範囲です。

もそもそとした食感の大きな丸薬をもぐもぐしながら食べます。

精制冠心顆粒は一日2回、同じく食間や空腹時に服用します。

こちらは顆粒状でそのまま普通のお薬のようにしても飲めますが、私はお湯に溶いて飲んでいました。

味はこちらも甘く、以前、病院で貰った漢方薬と違いとても飲みやすい薬で、人によっては美味しいと感じる?かもしれない?くらいのレベルです。

私は独活寄生丸をもぐもぐしながら精制冠心顆粒をお湯に溶いた飲み物で流し込む方法で一日2回、同時に飲んでいました。

飲んでしばらくすると体が暖かくなるような感じがし、激しくはないですが少し心臓の鼓動が大きくなるような動悸みたいな感じがしました。

服用していた期間中、一時的に精制冠心顆粒を飲むのを止めて独活寄生丸だけを飲んでみた時期があり、その時は心臓の鼓動の変化は感じられなかったので、恐らく精制冠心顆粒の生薬成分が影響していたのだと思います。

確かに通販で買う時に独活寄生丸は何も言われずに買えましたが、精制冠心顆粒は医師の勧めがあったかどうかを確認する連絡がありました。

とにかく欲しかったので
「精制冠心顆粒は以前から飲んでいるので大丈夫だ。」
という返事をすることで購入できました。

副作用と言うんでしょうか、私が服用していた期間も1ヵ月だけと期間も短く、元々特に心臓の疾患も抱えていなかったので問題ありませんでしたが、人によっては心臓系の疾患や高血圧などを患っている場合、副作用が心配だと思いますので精制冠心顆粒は止めておいた方が良いのかもしれません。

もし服用する場合も病院や薬局できちんと医師や薬剤師の診断の元、購入して飲むようにしてください。

で、約4週間、飲み続けた結果ですが、またしても私の場合、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの症状が改善した感触はありませんでした。

独歩顆粒と冠元顆粒を中国で購入

独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の改善に効果があるという口コミをネットで見つけました。

中国に何とか到着したのは良いが、痛みの為に寝たきり状態でどうにもなりませんでした。

以前にも書きましたように、いくつかの中国の病院で鍼治療や按摩に通ったり、小剪刀という手術を試したりしましたが全く効果が無く、逆に悪化したりもしましたので、こちらで打つ手もない状態でした。

日本、中国共に病院や治療院が信じられなくなっていました。

ここは中国、漢方の本場ということで自分で調べた漢方薬治療を試そうと考えてみました。

中国語が出来ないので、まず日本語で調べてそれと同じ漢方薬をこちらで買えば安く上がるかもとの思いもありました。

色々と見ていく内にイスクラの独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬がどうやら腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効きそうです。

まずはそのものずばりの名前で中国のネット検索を掛けました。

中国の華西医科大学製薬廠という工場で作ってはいますが、この薬は日本向けにだけ販売されていてこちらで購入することは出来ないようです。

そこで成分というか使われている生薬の名前と配合を調べて、それと同等の漢方薬を探すことにしました。

カタカナで書かれた成分を該当する漢方薬を調べるサイトで漢字にして、それを中国語で探します。

独歩顆粒に使われている生薬は

「独活、茯苓、地黄、生姜、牛膝、防風、芍薬、桂皮、甘草、細辛、川芎、当帰、桑寄生、党参、杜仲、秦九」

独歩顆粒には腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛などの症状に対し、筋骨を強めたり再生、鎮痛作用で効果がある生薬を含んでいます。

また中国医学でいう体質の「虚実」両方で使えるということで、自分の体質が虚か実か判らなくても使えるので良いかなと判断しました。

冠元顆粒に使われている生薬は

「丹参、赤芍、川芎、紅花、木香、香附子」

冠元顆粒には血行を改善することで独歩顆粒の効果を補助し、坐骨神経痛の痛み痺れを緩和する生薬を含んでいます。

で、上記に該当する中国で購入できる薬を探してみると、

「独歩顆粒→独活寄生丸」「冠元顆粒→精制冠心顆粒」

という薬にほぼ同等の生薬が配合されているようでした。

中国ではネット通販で独活寄生丸も精制冠心顆粒も買うことが出来るので、早速注文しました。

それぞれ1ヶ月分、掛かった費用は合計で日本円で約5,000円。

独歩顆粒と冠元顆粒を日本で買った場合の1/3くらいの値段で買うことが出来ました。

寝たきり状態

さらに腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が悪化したようで脚や腰が痛くて仕方なくて寝たきり状態になっていました。

中国に着いてから数日、渡航の無理と仕事の無理が祟ったのでしょうか、この頃がもっとも痛みの症状の重い時期でした。

外出出来ないどころか、ベッドからすらほとんど動くことが出来ず、一日数回のトイレ以外は寝たきり状態になってしまっていました。

なんせ横になっている以外では何をしても痛みがあり、歩くことはもちろん数分間ですら椅子に座っていることさえ出来なくなっていました。

起きて食事をすることも出来ませんでしたので、ご飯ものやおかず、麺類なども非常に食べづらい状態です。

自炊や外食も出来ないので、家から出ずにベッドに寝たまま食べられる物しか口にすることが出来ませんでした。

寝たままで箸やスプーンなども使わず食べられる物は限られていて、電話注文で包子(豚まん)や
中華ちまきの出前と、マクドナルドやピザのデリバリーばかり食べる日が続きました。

トイレで大きい方をするときも一苦労です。

様式トイレですが、座る姿勢が辛いので1~2分くらいで便が出ない場合は一旦ベッドに戻って横になり脚腰の痛みが治まってから再度トイレに行くという感じでした。

雨の日などは横になっていても、どうかすると脚が痛くなることがありました。

夜中に痛みで寝られずベッドの中でモゾモゾとちょっとでも楽な姿勢はないか、どんな体勢なら痛みが少ないかと姿勢を探してもがき、動き回る時もありました。

こんな状態ですので仕事も全てベッドの中で、お腹の上にノートパソコンを抱えて、仰向けの姿勢でしていました。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの我慢と質の悪い睡眠というんでしょうか睡眠不良と満足な食事が取れないことなどにより、寝たきり状態で運動もしていないのに1~2週間の間に身長170cmで65kgだった体重が5kgくらい体重が落ちて60kgを切るところまでになってしまいました。

でも嬉しいことも少しだけありました。

中国で出来た中国人の遊び友達がそんな時に何度か食事に連れて行ってくれたり差し入れをしてくれたりしたのです。

腰痛や脚の痛みで食事や飲みのお誘いをいただいてもずっと断っていたら、心配して家に訪ねてきてくれました。

寝たきりの状態や座る姿勢ができない様子を見たり、痩せてやつれている姿を見てかわいそうに思ってくれたのでしょう。

わざわざ自動車を持っている友達を呼んで、普段なら歩いて行く中華料理のレストランに私を後部座席に乗せて連れて行ってくれたこともありました。

食事をしたお店でも、長ソファーの置いてある個室を予約してテーブルをソファーの横に動かし、私が寝たままでも食べられるようにしてくれたりしたのです。

またある友達は同じく車で迎えに来てくれて、彼女の自宅の食事に招いてくれたりもしました。

こちらでも辛い様ならすぐに横になれる様、気遣いをしてもらいながらご飯を食べさせていただきました。

果物や薬膳のスープを持ってきてもらったこともありました。

寝たきり状態で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による痛みが最も悪化した時期でしたが、この様な中国人の優しさに触れる経験をした時期でもありました。

回復の目途が立たないまま中国へ

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の腰痛や臀部、太もも、ふくらはぎの痛みと痺れの発症から5ヶ月が過ぎ、症状の回復が見られないまま6ヶ月目に入りました。

この度の日本滞在中の1ヶ月間では手術以外の保存療法として整形外科での牽引治療、ブロック注射などを受けても痛みは改善せず相変わらず肉体的にも精神的にも辛い日々を送っていました。

もし手術をするならどこの病院が良いか、どの先生が評価されているかなどをネットや友人知人などから調べながら、しかし出来れば手術をせずに保存療法で治したいとの思いを交錯させていました。

腰椎椎間板ヘルニアの手術はこれまでに受診した複数の整形外科の医師達も、ネットで調べる限り見た情報でも手術せずに済ませれるならしない方が良いという意見ばかりです。

しかしこの時点で思いつく保存療法についての病院や治療院での手術をしない保存治療は全て効果が無く、打つ手がない状態でした。

そうこうしながら時間は過ぎ、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症後、3度目の中国訪問の日がやってきました。

妻は私の病状を見かねて

「中国に行かずにそのまま日本に居たら良いじゃない。
 仕事だけでもやっとなのに、自分で食事を始め身の回りのことまでするなんて無理よ。
 家で上げ膳据え膳の食事をするだけでも一杯いっぱいじゃない。
 言葉の通じない国でもしもっと痛くなったり、万一のことが起こったらどうするの?」

と言ってくれましたが、間もなく1歳半になる子供を含めた家族の生活費を考えると完全に仕事を放りだすことは出来ません。

これまで腰が痛い、脚が痛いという方を

「ふーん、大変そうだけど、そこまでワァワァ言うほどの事じゃないだろう。」

くらいにしか思っていませんでしたが、実際に自分がなってみるとここまで辛いとは思いもよらない苦労でした。

出発前日の夜、子供を寝かしつけた後で30分間くらい妻が脚をマッサージしてくれました。

いよいよ中国に向けて出発する日が来て、妻が言いました。

「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もっと良い保存療法の治療法をあなたが中国に行っている間に探しておくからね。絶対に無理しないで無事に帰ってきてね。」

前回の帰国時と同様に最少の荷物、歩く距離を最小にする、機内では横になる・・・と、出来うる限りの万端の準備をして、痛みに耐えながら現地に向かいました。

薬局で買って一応準備はしていましたがロキソニンなどの痛み止めの薬はこれまでの経緯で効かないのが良くわかったので荷物に入れただけで服用せずに行きました。
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