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回復の目途が立たないまま中国へ

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の腰痛や臀部、太もも、ふくらはぎの痛みと痺れの発症から5ヶ月が過ぎ、症状の回復が見られないまま6ヶ月目に入りました。

この度の日本滞在中の1ヶ月間では手術以外の保存療法として整形外科での牽引治療、ブロック注射などを受けても痛みは改善せず相変わらず肉体的にも精神的にも辛い日々を送っていました。

もし手術をするならどこの病院が良いか、どの先生が評価されているかなどをネットや友人知人などから調べながら、しかし出来れば手術をせずに保存療法で治したいとの思いを交錯させていました。

腰椎椎間板ヘルニアの手術はこれまでに受診した複数の整形外科の医師達も、ネットで調べる限り見た情報でも手術せずに済ませれるならしない方が良いという意見ばかりです。

しかしこの時点で思いつく保存療法についての病院や治療院での手術をしない保存治療は全て効果が無く、打つ手がない状態でした。

そうこうしながら時間は過ぎ、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症後、3度目の中国訪問の日がやってきました。

妻は私の病状を見かねて

「中国に行かずにそのまま日本に居たら良いじゃない。
 仕事だけでもやっとなのに、自分で食事を始め身の回りのことまでするなんて無理よ。
 家で上げ膳据え膳の食事をするだけでも一杯いっぱいじゃない。
 言葉の通じない国でもしもっと痛くなったり、万一のことが起こったらどうするの?」

と言ってくれましたが、間もなく1歳半になる子供を含めた家族の生活費を考えると完全に仕事を放りだすことは出来ません。

これまで腰が痛い、脚が痛いという方を

「ふーん、大変そうだけど、そこまでワァワァ言うほどの事じゃないだろう。」

くらいにしか思っていませんでしたが、実際に自分がなってみるとここまで辛いとは思いもよらない苦労でした。

出発前日の夜、子供を寝かしつけた後で30分間くらい妻が脚をマッサージしてくれました。

いよいよ中国に向けて出発する日が来て、妻が言いました。

「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もっと良い保存療法の治療法をあなたが中国に行っている間に探しておくからね。絶対に無理しないで無事に帰ってきてね。」

前回の帰国時と同様に最少の荷物、歩く距離を最小にする、機内では横になる・・・と、出来うる限りの万端の準備をして、痛みに耐えながら現地に向かいました。

薬局で買って一応準備はしていましたがロキソニンなどの痛み止めの薬はこれまでの経緯で効かないのが良くわかったので荷物に入れただけで服用せずに行きました。
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