結果から書くとこの日は整形外科で硬膜外ブロック注射と2種類の痛み止め、炎症止め、そして胃腸薬を処方してもらう日となりました。
私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛はこの時期は横になっていると痛みは感じませんし、自分が楽に感じる姿勢であれば座っていることが出来ました。
午前中は最低限しなければならない仕事や連絡を済ませ、午後の診察で近所の整形外科に行くことにしました。
近所には2件、整形外科があるのですが、やはり人気のある病院の方が良いとのことで行ったものの、なんせ「待合室での待機時間が長い」んです。
1時間くらい待って見てもらう頃には少し脚に痛みが出始めてました。
お医者様に中国で撮ったMRIの画像写真を見てもらい、こちらでもやはり「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による痛み」との診断でした。
先生がおっしゃるには、出来る限り保存療法でやってみて、どうしても駄目な場合は手術で脊髄の飛び出している部分を切除することになるとのこと。
ただし、手術をしても痛みが治まらない場合も多いので、まずは保存療法からやっていこうということになりました。
とにかく、仕事や日常生活に支障が無いようにしてほしいことを伝えると、硬膜外ブロック注射というのを打つことになりました。
これは腰の患部に注射で直接麻酔や痛み止めや炎症を抑える薬剤を注入する治療です。
保存療法の薬剤治療はこの硬膜外ブロック注射と痛み止め、炎症を抑える薬、神経症を抑える薬、抗鬱病などで服用する薬などを症状に合わせて使うそうです。
腰椎椎間板ヘルニアの硬膜外ブロック注射にもいくつの種類の薬があるのですが、そのうちの一つを試しに打ってみることになりました。
横向きに寝て少し膝を抱えるように丸くなります。
そして、注射針を挿入する場所に事前に小さな麻酔を掛けます。
次に尾骶骨の先の穴から背骨の中の空間に沿って硬膜外ブロック注射の針を差し込んでいきます。
最後に患部付近で薬剤を投入します。
正直なところちょっと痛い注射でしたが、患部に直接注射するなら間違いないとの期待で全然我慢できました。
1,2分もすると股間のあたりが麻痺してきたような感覚が現れました。
注射の後、少し横になっていたので痛みが出るかどうかは判りませんでしたが、何となく効いているような感じです。
医者:「これで効いたら短い人で2週間、長ければ1,2ヶ月は痛みが出ないでしょう。そのまま痛みが無くなる方も居ます。ただ根本的に腰椎椎間板ヘルニアの患部が治ったわけではないので無理はしないように。」
医者:「これでしばらく様子を見てください。あと、飲み薬としてこれまで飲んでいたリリカよりも有効成分を増やした薬とロキソニン、そして炎症を抑える薬と胃腸薬を出しておきますから服用するように。」
ということで、調剤薬局で薬をもらって治療は終了、帰宅しました。
この日は寝るまで股間が麻痺したような変な感じでした。