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中国の病院で腰椎椎間板ヘルニアの治療

腰椎椎間板ヘルニアの治療で、初めて中国の病院に行くことになりました。

私の腰痛を気遣ってマンションまで友人(中国滞在の日本人)と、通訳の中国人が一緒に迎えに来てくれて友人がぎっくり腰の時に行った総合整形外科?へタクシーで向かいました。

友人は昔から度々、ぎっくり腰などで腰痛に悩んでおり、色々な病院に行った中で今回連れて行ってくれる病院が一番良かったということです。

まずは診察室で問診、診察台の上に乗って脚を持ち上げたり横にしたりと触診をされました。
MRI検査と血液検査をする様に言われ、別棟でそれぞれの検査を受け、結果が出るまで約1時間ほど病院の中庭で待ちました。

MRI画像写真と血液検査の結果表を貰って、再度診察室へ。

血液検査は問題無かったのですが、MRIでは第4、第5の腰椎椎間板ヘルニアで坐骨神経痛も併発しており、特に第4が悪いとの診断を受けました。

今頃なんですが、実はこの時初めて自分が腰椎椎間板ヘルニアだと解ったのです。

ちなみに友人の計らいで私を診察してくれたのはこの病院の副院長でヘルニアに関してはこの副院長が一番の名医とのことでした。

で、早速、治療をするとのこと。

まずは高周波治療器(多分)で腰の電位治療を約30分。

その後、温熱治療を同じく約30分。

それから鍼治療でした。

鍼を腰や臀部、左足の太腿、膝、ふくらはぎ、足首と私が痛みを感じる部位のツボに10本くらい次々に刺して行きます。

そしてその内の6箇所に電極を繋ぎこれも同じく約20〜30分くらい電気を流して行きます。

最後に腰に漢方の湿布を貼ってもらい、液体の漢方薬を支給されてその日の治療は終わりました。

この時期は腰の違和感があり、しばらく歩くと腰から左臀部、左足へと痛みが出てくるという感じで、数分間くらい座って休憩すればまた痛みが治まってしばらく動ける様になるという状態でした。

治療後、医師からは2週間くらいは毎日続けて通院するようにと言われてこの日の治療が終了しま
した。

感想としては少しマシになったような気がするかな?くらいでしたが、MRI検査などで調べてもらい腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛だったということがはっきりしたのが収穫だと思いました。

ちなみにここからは蛇足ですが中国の病院事情を少し書いておきます。

この時私が行った病院は骨折や椎間板ヘルニアや椎間板狭窄症、捻挫など骨や関節などの治療を専門に行ってくれる病院でした。
設備、規模ともにそこそこ大きな病院で、医者だけでも50人くらいは居るようです。

私は海外旅行保険でやってもらいましたが、中国では全ての診察や治療が前払いなので、診察の前に診察費を払ってその領収書を持って行くと診察してもらえ、検査が必要だと言われれば、また検査費用を払いに行って検査をしてもらう、診断結果が出て治療方法が決まったらまた治療費を払いに行って治療をしてもらう、薬を出してもらうのにまた支払いに行って、、、、、、、という風になっていました。

あと、この病院だけかもしれませんが、鍼治療で2週間、毎日通院するのでまとめて2週間分のチケットを買って、次回以降、毎回上記のような手間暇がかからないようにするシステムになっていました。

この辺の支払いは全て通訳さんにやってもらい、全部で約2900元(当時のレートで約5万円強)の治療費でした。

衛生面ではやはり日本よりは雑で汚いですが、まあ問題ない範囲でした。

鍼は使い捨てタイプでしたので一応問題なし。

医者以外の看護師や受付などは、一応仕事はしますが日本の様な白衣の天使とはいかず、白衣の無愛想な作業員という感じでした。
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