腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛との診断を頂いて、鍼治療に取り敢えず2週間は毎日通院することになりました。
翌日からは一人で病院に通い、高周波治療器(多分)で腰を約30分、温熱治療で同じく腰を約30分、そして鍼を打ってもらい電極につないで刺激する、最後に腰に漢方の湿布を貼ってもらい帰る。
自宅では一日二回、漢方薬を飲む。
これらの治療を2週間以上続けるのです。
自宅から少し病院まで遠いので、毎日タクシーとなるとやはりお財布が大変ということで地下鉄を乗り継いで約1時間くらいを掛けて通院していました。
初めて受診してしばらくの間は、自分の痛みの症状が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛だとはっきり解ったこと、そして治療方針がきちんと解って、これでしばらくすれば痛みも無くなり回復して以前と同じ様に生活出来るだろうという安心感、そして実は鍼治療も漢方薬も初めてだったので効果の出方が判らなかった。
ということで、何の疑いも無く「医師の指示通りにして毎日通院し治療をしていれば腰椎椎間板ヘルニアも坐骨神経痛も日に日に良くなって行くんだ。」と思っていました。
またこの時点で私が受けた腰と脚の痛みの原因についての説明は、
腰の部分の背骨にある椎間板が飛び出して、脊椎の中にある神経を圧迫している。
その為、腰が痛くなっているとともに、臀部から脚につながる神経にも異常をきたして、私の場合はその痛みの症状が左足側に出ている。
痛みの出ている原因でもある筋肉の緊張をほぐし、神経が感じている痛みを抑える為の鍼を打つことで治療していき、合わせて痛みの為に起こっている患部の炎症を漢方薬で抑えて治していきましょう。
ということでした。
この時期にはまだ私の場合の本当の原因と、自分に合った治療法はもちろん、腰椎椎間板ヘルニアの他の治療についての知識も坐骨神経痛の痛みの発生メカニズムも知らなかった為、早く治らないかな〜と思いながら何の疑いも無く通院していました。
鍼治療に関しての感想は、腰やお尻、脚などに鍼を刺す瞬間はあまり痛くないのですが、ツボ(?)に届いた瞬間にビリッという痛みを感じます。
その瞬間だけが嫌でしたね。
あと、電極を繋いで刺激を送っている時は強弱を調整して貰っているのでそれほど痛くはありません。
腰やお尻、脚の筋肉がランダムに送られてくる鍼からの電気刺激でビクンビクンと反応していました。
この時期の痛みの出方は、約30分くらい立ったままだったり歩いたりしていると臀部から脚まで痛みが出てきて、足先がしびれた様に感じていました。
腰はずっと違和感があり、しばらく同じ姿勢でいると腰が伸びるまでにウッという感じでした。
しかし、数分間くらい座って休憩すれば、またボチボチ歩ける程度までは回復するし、寝ていれば痛くもなかったのです。
だから治療の際は鍼、電位治療、温熱治療ともに寝てますので、通院で病院に着いた時には少し痛くなってるけど、治療中は寝ているので回復して、家に帰り着く頃にはまたほんの少し坐骨神経痛で脚が痛いかなという感じでした。