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鍼と漢方薬(湿布と飲み薬)

鍼と漢方薬(湿布と飲み薬)について少し補足説明をしておきます。

この時使った鍼は全て使い捨ての鍼で、一本ずつビニールの密封パックに入っていたのを使っていました。

長さは約10センチくらい、太さのサイズは何ミリかわかりませんが、テレビなどで見る物とほぼ同じくらいの太さでした。

腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛なので鍼を打つツボ(場所)は腰の部分に背骨を挟んだ両側に各二本ずつ、左側のお尻のえくぼ付近に一本、下尻に一本、太腿に一本、膝の裏辺りに一本、くるぶしの下側の辺りに一本、ふくらはぎの上の方にあるツボに一本の合計10本くらい打つことが多かったです。

多分それぞれが腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みに効くツボに打っていたんだと思います。

しかしこれも日によって少しずつ打つ鍼の本数が増えたり減ったりしました。

大抵は副院長先生に鍼を打ってもらうのですが、時々他の医者に打ってもらうこともありましたし、同じ医師でも少し変えることがある様でした。

また同じツボに鍼を打っても毎回微妙に刺す位置が変わるせいか、私の体調や痛みの感じ方が変わるせいかは分かりませんが、鍼を刺す時に感じる痛みの具合やツボに電気を通した時の刺激の強さが毎回違いました。

自分の感覚としてはツボに大体近い所に鍼を打っておけば後は電気で刺激を送るのでその周辺までほぐれるでしょっという感じなんでしょうか?

以外と適当な場所に打ってもOKなものなのではという感じです。

漢方薬の湿布は20センチ×15センチくらいのガーゼに、どす黒いペースト状の漢方薬をヘラでベトっと付けて延ばし、それを腰に当ててテープで止めて固定します。

貼った後、約4時間で剥がします。

漢方独特の臭い匂いがあり、地下鉄に乗っている時は他の方に顰蹙を買っていないかと心配でした。

数時間経つとだんだんと乾燥してきて、剥がす頃には乾いた泥の様になっています。

時々、ガーゼを通り越して黒い汁がシャツまで沁みてくることがあり、シャツにシミが付いたこともありました。

多分、腰を冷湿布の様に冷やしたり、皮膚から染み込む漢方の有効性分で治す様な薬なんだと思います。

飲み薬の漢方は液体で、ドス黒い泥水みたいな色をしています。

一回分ずつ小分けのそう麺つゆみたいなビニールのパックに入っていて、それをカップに入れて電子レンジで温めて飲みます。

これがまた臭くて苦くてまずいったら、どうしようもないものでした。

一回分が約150ccくらいありますので一息では飲めない量です。

正露丸とまずい青汁をお湯に解いた様な味と言うんでしょうか、これまでの人生で口にしたものの中で最も臭くて不味い飲み物でした。

この漢方薬を毎日二回飲むのは本当に苦痛でした。

錠剤か何かで一息に飲める日本の漢方薬みたいなのもあるには有る様ですが、
こちらではこのまずい漢方薬をみなさん飲んでいる様です。

この飲み薬は血液の循環をよくして脚の血行を改善し坐骨神経痛の痛みを和らげたり、腰椎椎間板ヘルニアの患部の炎症を抑えたりする効果のある漢方薬が入っているそうです。
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