高周波治療器を受ける前の状態ですが、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの症状が悪化したまま中国に渡り、どうにかこうにか仕事をこなしているという感じでした。
で、ひょんなことから高周波治療器とフヨウと呼ばれる漢方薬を使った温熱治療、そして盲人の按摩や鍼の名人の治療を受けることになりました。
仕事でお世話になってる通訳さんと電話で打ち合わせをした数日後、取引関係は無いのですが以前、会社訪問して気が合い、知り合いになった中国人社長さんから連絡がありました。
彼も2年ほど前に腰痛になり、色々な治療を試して治したとのこと。
今では医療機関用の高周波治療器の他、盲人の按摩屋さんに出資して按摩屋さんを経営していたり、フヨウ?と呼ばれる腰痛に効く漢方薬を使った温熱治療の薬を販売したりしているそうです。
で、もし良かったら社長が持ってる高周波治療器を試してみないかとのことでした。
私の家から社長の会社まで車で約30分、按摩屋さんまで約1時間なんですが、社長自ら車で送迎してくれるそうです。
他の治療法も浮かばないまま毎日、足腰の痛みに耐える生活だったので、知り合いのお誘いと言うこともあり、その上手な按摩屋さんとフヨウという漢方薬の治療を試してみることにしました。
迎えに来てもらって最初に彼の会社に連れて行ってもらうと、社員食堂の横の6畳くらいの部屋に按摩屋さんなどで使う顔の部分がくり抜かれた治療ベッドがあります。
そして病院の友人の紹介で購入したという高周波治療器も置いてありました。
で、彼が経営する上手な按摩屋さんに行く前に、高周波治療器と温熱治療器を試してみろとのこと。
彼自身も今でも疲れが溜まった時や雨の日などに時々、腰が痛くなるので少しでも違和感があればすぐに高周波治療器で自分で治療するそうです。
この高周波治療器はそれほど大きい機械ではありませんでしたが、以前、鍼治療の為中国で通っていた病院のよりも新しくて機能も多い機械で、素人目にもずっと性能が良さそうです。
ランダムに変わる電気パルスの刺激による治療を30分、腰と脚など4か所同時にパットを貼って治療します。
その後、温熱治療の大きなパットを当ててさらに30分。
やってもらっている間はすごく気持ちが良かったです。
ただ知り合いとは言え、私よりも遥かに社会的な地位が高い相手ですから、申し訳ないなと思いながらなのがあり、最初の方だけ少し寛げませんでした。本当に最初だけですが。
その後、盲人ですが按摩と鍼の名人のところに行き、按摩とフヨウという漢方薬の温熱治療を受けに行くことになります。