痛みなどの症状が悪化したまま、また中国へ行く日がやってきました。
一昨日、整形外科で打ってもらった2回目の硬膜外ブロック注射も多少、腰から骨盤の股間付近にかけて痺れ感があるくらいで、相変わらず前屈姿勢になるとひどい痛みがあります。
昨日は用心と腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の養生の為、最小限の荷物の準備が終わったら、悪化しない様にゆっくりと布団やソファーで休んでいました。
残念ながら2回目の硬膜外ブロック注射も痛みを止めるのにほとんど効果が無かったのです。
出発する時も、痛み止めのロキソニンを気休め程度でしょうが一応服用し、妻に空港まで車で送ってもらいましたので空港到着までは痛みを感じずに行くことが出来ました。
しかし、やはり搭乗手続き、出国審査、出発ロビーへと移動していく頃には、痛みのために脚を引きずりながらという状態になっていました。
この日の便は満席ではなく少し余裕があるそうですので、腰痛で苦しんでいることを伝えて搭乗手続きの際に隣の席が空席になっている所を取ってもらいました。
機内に案内されるまで、今回もベンチで横になり待機、その間の休憩で痛みはマシになりました。
全日空で行ったのですが、席について発進するのを待っていると、キャビンアテンダントの方が
「ひどい腰痛だそうですね。もし何かありましたらおっしゃってください。腰を調整するクッションなどを持ってきますね。」
と気遣ってくれました。
これは本当に心強く、ありがたかったです。ANAの職員の方に感謝です。
ベルト着用サインが消えるまでは座った状態でしたが、その後は隣の席も使って不格好ながら横になることが出来ました。
飛行機が着陸態勢に入ってからはまた座る姿勢になりますが、大半の時間を楽な状態で移動できました。
私の場合だけかもしれませんが、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の際の移動手段として、車でも飛行機でもそうですが、どれだけシートをリクライニングしてもしばらくすると腰の痛みが発生するのです。
だから車の場合は助手席でシートを倒すより後部座席で寝転んだり、飛行機の場合はビジネスシートに乗るより、エコノミーで連らなっている2,3席を使って横になるのが一番楽な姿勢でした。
値段もビジネスは経費的に無理なので、この部分では隣り合った空席さえあれば助かったのです。
中国の空港でのにゅうこく手続きその他も、飛行機の中で休める時間が多かったので、痛みで脚を引きずりながらですが何とか無事にこなせました。
で、そのままタクシーで中国の自宅マンションまで到着することが出来たのです。
その日も腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛からくる痛みの我慢や、全部で約8時間の移動の疲れで、保存食として置いてあったカップラーメンを食べたらすぐにベッドで寝てしまいました。