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痛み止めの薬と病院嫌いと無知

腰痛開始から5日目の朝、腰の痛みは変わらず、しかし痛くない動き方のコツが少し判ってきたのと、脚に関しては長時間歩いたり同じ姿勢を続けなければ発症しないのが判ったので、整形外科に行かず取り敢えず日常業務をこなしていました。

あと、昨日、内科で痛み止め(ロキソニンとリリカS)をそれぞれ2週間分と1週間分処方してもらったので、痛くなっても薬があるから大丈夫だろうと思っていたのが、整形外科に行かなかった理由です。

まだまだ病院嫌いだったんです。

病院に行く習慣の無い人なら分かると思いますが、
まず近所の何処に何科の病院が有ったか?
いくつか同じ整形外科の病院がある場合、何処の病院が良いのか?
各曜日の診察時間は何時から何時までなのか?
といったことから調べなくてはならないのがまず面倒臭いんです。

それに通常の仕事をしてる人にとって、仕事の休みを取るか遅刻、もしくは定時までに仕事を終えなければなりません。

そして行ったら行ったで、長い時間、待合室で待たされますよね。

こっちはどうにもならない位、苦しい、痛い、気分が悪いといった、寝てても辛いといった状態になってるのにわざわざ着替えて、病院まで移動してきてるのに、楽しそう?に話しているお年寄りの方達の横で座り心地の悪い椅子に座って、まだかまだかと待っているなんて、わざわざ拷問を受けに行っているように感じるんです。

で、裂傷を縫合してもらったり、骨折をギブスで固定してもらったりなどの治療を受けるならまだしも、飲み薬をだしてもらうだけなら「もういいや」って思っていました。

腰痛や脚の痛みも、外観から素人目で見ただけでは何も異常が無いようにしか見えないので、明後日には海外へ行かなければならないといった忙しい時期に特に整形外科に行く必要を感じなかったんです。

腰や脚の痛みの場合、それぞれの患者さんで薬との相性はありますが、痛み止めとしてロキソニンは最も効果が高い薬で、リリカSは神経性の痛みに効果がある薬だと聞いていました。

特にリリカSは昨年から新薬として処方が始まった最新のお薬で、腰痛や神経痛などに効果がある専門薬だそうです。

病院嫌いと同様に、普段、痛み止めに限らず薬もほとんど飲まないので、

「病院で出してもらった痛み止めの薬だし、絶対に効果があるんだ。」
「もし痛みが出ても、(風邪のように)この痛み止めを飲めば数日で腰痛や脚の痛みは治ってしまうんだ。」
「薬なんて出来るだけ飲まずに済めば、その方が体に良いんだ。もし中国に行ってる時に腰や脚の痛みが出たらいけないので、今は飲まずに持って行こう。」
「自分は普段薬を飲まない人だから、普通の人より痛み止めの効き目が大きいだろう。」

という風に思い込んでいたし、勝手に自己判断していました。

明日は荷物のパッキングをする位で、特に他の用事も無いから、半日は腰と脚を労わるためにゆっくりと出来ます。

そこで休憩すれば腰痛や脚の痛みは回復するだろうし、体調を整えて行けば問題ないだろうと考えていました。

また現地到着日は夕方には向こうの部屋に着くし、その日の夜は特に予定が入ってないので、一人で晩御飯を食べた後、2時間位、背中と腰と脚の按摩でもしてもらえば完璧! ってな具合です。

ということで、結局この日はリリカSとロキソニンを信じて整形外科には行かずに済ませました。
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