腰痛の発症から3日目の朝。この日は腰痛ベルトというかコルセットを買いに行きました。
前日と同じく、腰と脚に多少の痛みと違和感はあるものの、我慢できない範囲ではなくなっていました。
一晩寝たらある程度まで回復することから、「ちょっとおかしいな。」とは思いつつ、通常の仕事と、約束していたスケジュールもあるので、その日も特に病院にも行かず、いつもの様に午前中はパソコンの前に座って仕事をしていました。
しかし、しばらくするとどうも腰が痛くて、さらに左臀部~左足に掛けてがしびれる様な感じがしてきて仕事に集中出来ませんでした。
この日も夕方4時~取引先と打合せ、そのまま晩飯を一緒にする約束がありましたので、午後の作業を休んで薬局に痛み止めと腰痛ベルトというかコルセットを買いに行き、しばらく横になって休んでいました。
元々、私は大の病院嫌い。
虫歯だけは自然治癒力で治らないので、虫歯などの際は仕方無く歯科医だけは行きますが、
その他の病気や軽い怪我位でしたらまず病院に行くことはありませんでした。
だからいつも「病院に行かないのに健康保険料を毎月払うのって、本当にもったいないな」と思っていました。
そしてこの時点ではまだ、自分が腰椎椎間板ヘルニアと座骨神経痛を発症しているとは思ってもいなかったし、これから長い痛みに耐えながらの闘病と治療の日々が続くとは思ってもみなかったのです。
ただ、先方と一緒にいる時に痛い顔も出来ないので、念の為、痛み止めを飲んで腰痛ベルトやコルセットでもしておけば、問題無いだろうと考えていました。
また、来週には中国に行くので、向こうで腰痛が出たりした場合を考えて、この際、コルセットというか腰痛ベルトくらいは買って行っておこうとの思いもありました。
一応、海外旅行保険には入っていますから万が一、中国で滞在中に腰痛や脚の痛みが出てどうしようもなくなったら現地の病院に行くことは出来ます。
しかし、日本語が通じる病院までは結構遠いのと、中国の病院や薬に対しては、やはり非常に不信感があります。
そんな訳で腰痛ベルト?コルセット?を服の下に着用して、待ち合わせ場所の梅田まで、電車で出掛けて行きました。
しかし、打ち合わせ中も、食事の時も、どうにも腰の痛みと脚のしびれを感じて、表情に出さない様に我慢するのがやっとという感じで、食事の後に飲みにも誘われましたが、今回はお断りして帰ることにしました。
先方と別れた後、少し脚を引きずりながら駅まで行き、取り敢えず一番早く帰れる特急電車に乗り込むまでは来ましたが、優先座席まで一杯で座ることが出来ません。
仕方ないので立ってましたが、二つ目の停車駅で痛みが我慢できずに降り、構内のベンチで腰と脚の痛みが多少マシになるまで15分くらい座っていました。
そして各駅停車で座れそうな便に乗り、通常より1時間くらい余分な時間となりながらどうにか自宅まで辿り着くという具合でした。
嫁と子供はすでに寝ていたので、パジャマに着替えただけで自分の布団に潜り込み、普段、寝る時は付けていないのですが、エアコンの暖房を付けて、さらに腰の部分に湯たんぽを当てて温めながら眠りにつきました。