正座や姿勢を正して歪みを矯正する椅子に関心を持ちました。
その前に最近の腰椎椎間板ヘルニアと座骨神経痛の状況についてです。
歩く、椅子に座るなどの日常生活の行動については気になるほどの痛みも無く過ごせています。
日本滞在中のAKA博田法での仙腸骨と骨盤の治療と、整体での背骨の調整は引き続き通院していますが、それも一ヶ月に1回のペースになっています。
疲れが溜まった時などに少し多めの距離を歩いたりすると、左脚にわずかな違和感を感じることはありますが、腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛の痛みを感じるレベルまではなっていません。
少しゆっくりすれば、ほとんど元に戻ります。
それから、このところ追加して行っていることに、朝起きたり5分程度、正座をすることを意識しています。
ネットで見かけたのですが、背筋を伸ばして正座すると骨盤から腰にかけての骨格の状態というか、位置を正してくれる効果があるそうです。
毎日完璧に習慣化されるほどは続いていませんが、3日に2日くらいは朝の正座を行っています。
あと、今、興味があるのがストレッチポールと、Body Make SeatのStyleという腰の負担を掛けずに良い姿勢で座れるという椅子の上に乗せて使う座り姿勢を矯正する補助椅子です。
私の腰椎椎間板ヘルニアと座骨神経痛の原因が骨盤や背骨といった骨格の歪みや長年の姿勢の悪さからということなので、先程の正座やストレッチポール、Body Make SeatのStyleという腰の負担を掛けずに良い姿勢で座れるという椅子の上に乗せて使う座り姿勢を矯正する補助椅子といったような姿勢を矯正したり正しい姿勢で過ごせるようにする運動や器具に関心を持つようになりました。
これから冬を迎えて寒い時期になり、腰痛や座骨神経痛の痛みが発生しやすい時期になります。
体の冷え、コリなどから来る血行不良や運動不足は腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛にとって良くないので、身体を冷やさず、コリや疲れを残さないように気を付けながら、整体治療や,AKA博田法の治療を継続して続けていく予定です。
ただ少し気になっていることもあります。
以前にも少し書きましたが腰を捻ったりしてボキボキ鳴らすのは椎間板に負担を掛け傷付けることになるのでしてはいけない動作です。
しかし、強く腰を捻ったり、意識的にポキポキ鳴らそうとはしていないのですが、朝などにベッドから起きる時のわずかな動作で腰が鳴ったりすることがちょくちょく出てくるようになりました。
日常の動作の中で自然と腰の関節?椎間板?がボキボキと音を立てて鳴ってしまうので、医師から聞いたことが気にはなってるのですがどうしようもないですね。
運動不足が原因だとは思いますが。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による臀部から足先にかけての痛み、しびれの闘病記です。これまでに複数の整形外科や整骨院や鍼灸などでAKA博田法、投薬治療、硬膜外ブロック注射、牽引治療、鍼治療、背骨や骨盤の矯正や整体、漢方薬などなど10種類以上の病院や自宅での治療を試し、効果の有無や感想を記載していきます。また仕事柄、日本と中国を行き来しているため日本の病院と中国の病院の双方で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が原因の腰痛と脚痛の保存療法の治療を経験しました。それらについて時系列で体験記として書いていきます。
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MRIとレントゲン

以前、病院でMRI画像とレントゲンで確認した椎間板の突出は凹んだり無くなったりしていないのでしょう。
腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛が完全に治った訳ではないようです。
乗り物に乗ったり歩いたりを長時間すると尻や太ももの裏側に痛みと張りなどの違和感を感じます。
昨日、自分の日用品や、家族、友達のお土産や頼まれていた物などを買う為に、電車で1時間くらいの街まで朝から買い物に行きました。
そして、ほぼ丸一日掛けて用事を済ませる頃には腰に違和感と脚に僅かですが痛みを感じるようになっていました。
この状態が翌々日まで続きましたが、安静にしていたおかげで取り敢えずの痛みは無くなりました。
今回もまた約1ヶ月の中国滞在から間も無く日本へ帰国します。
AKA博田法の病院と、整体の整骨院をすでに予約しており、再度、骨盤や仙腸骨、背骨などを矯正調整してもらうことになっています。
恐らくですが、AKA博田法と整体をすれば、脚腰の違和感や張り、痛みは無くなると思いますが、ひとつ気になっていることがあります。
腰椎椎間板ヘルニアや座骨神経痛の患部の状態のことです。
突出して脊髄の神経を圧迫していたという椎間板の出っ張り自体は今、一体どうなっているのかということです。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症した初期の頃に病院でMRIとレントゲンを撮ってもらいました。
そして確かに第4と第5の椎間板が突出していたのを医師の説明の元、私自身もMRI画像で確認していました。
それから半年以上にわたり、多くの治療を試みてきて、AKA博田法と整骨院の整体でかなり痛みの症状も完全ではないながらも治まってきました。
しかし、初期に撮影したMRI以降、いわゆる整形外科の病院や治療などには通っていないし、新たに撮影もしていないので、一体、突出していた
第4と第5の椎間板はどうなっているのか、とても気になってるのです。
また整形外科にでも行って治療はせずに腰の部分の背骨のMRIかレントゲンだけ撮ってもらいたいとも思います。
しかし病院代も勿体ないので、なかなか行けずにいます。
まだまだ完全には治っていない、完治していないので、AKA博田法や整体での治療がほぼほぼ必要でなくなった頃に、整形外科へ行き背骨や骨盤の状態を確認するために、もう一度MRIかレントゲンを撮ってもらおうと思っています。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛になった原因
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の一番の原因は私の場合、骨盤や背骨の歪みに根本的な原因があった様です。
結局、AKA博田法や整骨院の整体による骨盤や背骨の矯正で痛みが劇的に解消されました。
長年の悪い姿勢、歩き方の癖、動作や生活習慣により骨盤や背骨の歪みが蓄積され、その結果起こった腰椎椎間板ヘルニアと椎間板ヘルニアなので、根本原因である骨格の歪みを矯正し改善しなければどの様な他の治療法を行っても効果が無かったのです。
それまでの整形外科でのブロック注射や痛み止めの薬による治療は過敏になり痛みを増幅させていた神経や痛点の改善を目的とした治療でした。
鍼や按摩や温熱治療、高周波治療器、中医そして漢方薬などは全て、痛みを止めるために筋肉をほぐしたり血流改善を目的としての治療法です。
しかし、痛覚の神経や、筋肉、血流の改善では全く効果がありませんでした。
ぎっくり腰など、急激な外部からの力でなった腰痛などの場合は骨盤や背骨の歪みが原因では無い可能性がありますので、その際は痛覚の神経や筋肉、血流の改善として鍼や按摩、ブロック注射や痛み止めなどの薬を服用し、しばらく休んだり患部を冷やし炎症が治まれば治るのかもしれません。
今後、腰椎椎間板ヘルニアによる椎間板の出っ張りは自然に戻るのか、どこまで改善するのかはまだ、今の時点では判りません。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に至った根本原因を取り除かないまま、例え手術で外科的治療により患部を切除しても恐らく効果が無いか、仮に痛みが止まってもすぐに再発を繰り返していたことでしょう。
なぜなら、椎間板が飛び出し、左の臀部や脚の神経と血流を圧迫する骨格はそのままだったはずだからです。
何年も何年も掛けて歪んだ骨格ですので、まだまだ継続して調整して行く必要があります。
また、日頃の姿勢や歩き方、動作の癖も合わせて直していき習慣化する必要があります。
出っ張った椎間板が残っていても痛みが無く日常生活に支障が無ければ、そのままでも構いません。
もし痛みや麻痺が再発した時に骨盤や背骨の調整が一定以上済んでいたら、症状の発生原因は解消されているので、
対処療法としてその時始めて手術をしたり、筋肉をほぐしたり薬を使えば効果がある様に思います。
もし私と同じ様に整形外科やペインクリニック、鍼灸院などで腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の痛みが止まらなくて困っている方が居られましたら、一度、お近くのAKA博田法をしてもらえる治療院か、信頼の出来る整体院で骨盤や背骨の歪みを調整してもらえば、痛みなどの症状が改善されるかもしれませんので、一度、試してみてください。
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腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の一番の原因は私の場合、骨盤や背骨の歪みに根本的な原因があった様です。
結局、AKA博田法や整骨院の整体による骨盤や背骨の矯正で痛みが劇的に解消されました。
長年の悪い姿勢、歩き方の癖、動作や生活習慣により骨盤や背骨の歪みが蓄積され、その結果起こった腰椎椎間板ヘルニアと椎間板ヘルニアなので、根本原因である骨格の歪みを矯正し改善しなければどの様な他の治療法を行っても効果が無かったのです。
それまでの整形外科でのブロック注射や痛み止めの薬による治療は過敏になり痛みを増幅させていた神経や痛点の改善を目的とした治療でした。
鍼や按摩や温熱治療、高周波治療器、中医そして漢方薬などは全て、痛みを止めるために筋肉をほぐしたり血流改善を目的としての治療法です。
しかし、痛覚の神経や、筋肉、血流の改善では全く効果がありませんでした。
ぎっくり腰など、急激な外部からの力でなった腰痛などの場合は骨盤や背骨の歪みが原因では無い可能性がありますので、その際は痛覚の神経や筋肉、血流の改善として鍼や按摩、ブロック注射や痛み止めなどの薬を服用し、しばらく休んだり患部を冷やし炎症が治まれば治るのかもしれません。
今後、腰椎椎間板ヘルニアによる椎間板の出っ張りは自然に戻るのか、どこまで改善するのかはまだ、今の時点では判りません。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に至った根本原因を取り除かないまま、例え手術で外科的治療により患部を切除しても恐らく効果が無いか、仮に痛みが止まってもすぐに再発を繰り返していたことでしょう。
なぜなら、椎間板が飛び出し、左の臀部や脚の神経と血流を圧迫する骨格はそのままだったはずだからです。
何年も何年も掛けて歪んだ骨格ですので、まだまだ継続して調整して行く必要があります。
また、日頃の姿勢や歩き方、動作の癖も合わせて直していき習慣化する必要があります。
出っ張った椎間板が残っていても痛みが無く日常生活に支障が無ければ、そのままでも構いません。
もし痛みや麻痺が再発した時に骨盤や背骨の調整が一定以上済んでいたら、症状の発生原因は解消されているので、
対処療法としてその時始めて手術をしたり、筋肉をほぐしたり薬を使えば効果がある様に思います。
もし私と同じ様に整形外科やペインクリニック、鍼灸院などで腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の痛みが止まらなくて困っている方が居られましたら、一度、お近くのAKA博田法をしてもらえる治療院か、信頼の出来る整体院で骨盤や背骨の歪みを調整してもらえば、痛みなどの症状が改善されるかもしれませんので、一度、試してみてください。
整体/創医会整骨院は説明が丁寧な女医さん
整体で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療をしてきました。
神戸にある創医会整骨院という治療院の整体が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療に良いということで、前回帰国時にお店のマスターに紹介してもらっていた整骨院です。
完全予約制の整骨院で2週間~3週間先の予約しか取れないということで、前回の帰国中には通院出来ず、噂を知ってから1ヵ月以上先の今回の日本滞在中での予約となりました。
整体の前に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛になった経緯、これまでに受けてきた治療、現在、AKA博田法で効果が出てきてること、現在の症状などを伝えてから診断の開始です。
身体の骨格の歪みを診る為に最初に直立姿勢になり、その後、診察台に横たわります。
整体の女院長先生から受けた診断結果は背骨、骨盤を含め、骨格の全体的に歪みがあり、それが原因で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症しているとのこと。
AKA博田法も良い治療で一定の効果はあるのですが、骨盤周りの整体矯正しか基本的に行われないので身体全体のバランスを治しきることは難しい治療法である。
身体、全体の整体を骨格の構造学的に行う必要があること。
などを骨格の人体模型を使って非常に丁寧に教えてくれました。
で、ここでもまず整体治療を始める前に高周波治療器を使った治療を15分くらい先に行いました。
こちらの整骨院では座った姿勢で腰に電極パッドを当てておへその下の丹田と呼ばれるツボに電極端子を当てて通電します。
高周波治療器などでの治療の時、徐々に電圧を上げて行きながら「どうですか?刺激を感じますか?痛くないですか?」と言う風に効かれますよね。
この際、素人的には強いほど治療効果があるように思い、我慢できる範囲で電圧が強ければ強いほど良いというわけではないそうで、多少の刺激を感じればそれでOKだそうです。
再度、診察台に寝るように言われました。
整体治療をする前の現状を、左右の骨盤や腰のS字になっている部分、両肩と、診察台との接点がどの様にズレているか、正しい位置の場合との差を体感できるように脚の上げ下ろしなどをしたりしながら説明してくれます。
すると自分でもどちら側に身体が捻じれているか、診察台との接地の仕方が左右で違うので良くわかりました。
私の場合、骨盤の左側が上に上がっていて、更に右側の骨盤が前に出ていました。
また背骨もS字の湾曲が小さく右側の肩や肩甲骨と、左側の肩や肩甲骨の位置も、右側が上がって更に前に傾いていて、左側が下がって後ろ側に傾いており、これも診察台との当たり方にも差があるのが良くわかりました。
この様に整体の医師から、本当に丁寧に患者の私に判りやすく骨盤や背骨など骨格全体が上下、前後、左右に歪みまくっていたことを説明していただいてから、整体治療を開始します。
整体を行う治療台は可動式になっていて立った姿勢でうつ伏せ向きに乗ると、それを前にほぼうつぶせ寝の角度まで倒して行きます。
台自体がいくつかの分割されたブロックの集合体になっていて、脚ペダルを踏むと各ブロックが上下し、私の体の歪みを正しい位置に戻していくような仕組みになっています。
体重が乗っている台の各ブロックを上下に変形させながら、医師が肩から背中の背骨や臀部の骨盤にかけて押してゆき整体をしています。
整体治療は痛みや強い圧迫感を感じるほどの力は掛からずに、本当に骨格の位置を調整しているといった感触でした。
約10分ほど掛けて、色々なブロックを上下させながら背骨の向きや骨盤の位置を矯正して治療が終了しました。
整体後、再度、診察台に先ほどと同じ様に仰向けに寝てみると、整体前とは明らかに私の肩や肩甲骨、腰、骨盤の当たり方が変わっていました。
その後、立ち座りをする際にお尻を後ろに向けるようにしながら真っ直ぐに行うこと、歩く際にはきちんと踵から地面につけながら背筋を伸ばした姿勢で歩くことなど、日常生活の主な動作の際の動き方や姿勢などの注意ポイントを教えてもらいました。
あと、この整骨院での整体のあとには氷を入れたビニール袋を渡されて、腰に当て冷やすように言われました。
また、日常的にも暖め過ぎるのは良くないこと、家でも氷を腰に当てて冷やすようにと言われて全ての整体治療が終了しました。
予約時にも言われていましたが、ここの整骨院での整体治療には健康保険は使えなくて自由診療となります。
この日の整体の治療費用は約9000円でした。
現在、AKA博田法の治療も続けていますが、この接骨院での整体治療も自分としては良い感じがしましたので、合わせて受けていくことにしました。
接骨院で整体をしてくれる院長は女医さんなんですが、お人柄でしょうか、何よりも説明が本当に詳しく判りやすくて、伺いたいことも尋ねやすいのが非常に良かったです。
次回の予約は2週間後です。
AKA博田法3回目/回復と効果
AKA博田法による腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療も3回目の通院となります。
前回のAKA博田法から約1ヵ月、中国滞在から日本に戻っての通院治療です。
仙腸骨と骨盤の矯正をする前に、今回も先に高周波治療器で20分間、腰やその周りの筋肉の緊張や張りをほぐします。
それからAKA博田法でこの1ヵ月の間に戻ったり、前回までに調整しきれていなかった骨盤と仙腸骨の骨格の歪みを矯正してもらいます。
左右片側ずつ、脚を動かしてみて歪みを確認、横になって腰骨のあたりを探り矯正、それを左右で3回ずつ行い治療は終了します。
今回もAKA博田法による仙腸骨と骨盤の矯正治療は約10分くらいで終わりました。
通院も3回目となると治療の流れも判り、腰の回復から自分で車を運転して通院することが出来る様になっていました。
無理な運動をしたり、疲れを貯めすぎるようなことをせず、痛みさえ感じないように注意して生活すれば、特にその他に日常生活での制限は無いそうです。
AKA博田法を受けた後、今回は医師が「ビタミンB2を含むサプリメントを出しますので一度、試しに飲んでみてください。」とのこと。
ビタミンB2には色々な効果がありますが、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に関連しそうな役割として疲れやすい体を回復させたり、神経症などを予防する効果があるようです。
矯正・調整治療で私の体を治療する際に疲れが溜まっていたのを医師が感じたからでしょうか?
これまではAKA博田法だけで投薬は無かったのですが、2週間分のビタミンB2を含むサプリメント
を処方されました。
今回の治療費用は薬代を含めて5千円弱でした。
これまでと同じく、治療後の1~2日は体が妙にだるくなり、眠気もありましたが、その後は元に戻り普通の状態に戻ります。
痛みを感じる様な事をしたり無理をしない様に言われているので、治療後に以前と比べてどの程度まで症状が改善したかが判りにくかったです。
しかし、症状が悪化したと感じるようなことは全くありませんでした。
特に意識することなく生活を送っている内に、以前よりも脚腰の痛みなしに歩ける距離や時間が少しずつ増えていたりしているのから良くなってきている様に思えます。
AKA博田法で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に対して仙腸骨と骨盤の矯正治療が効いているのか。
特に運動やストレッチ、体操などはしていませんでしたが、寝たきりだった頃から比べると行動範囲が広がり運動量も少しずつではありますが増えてきたので、それに伴って筋肉・筋力が回復してきたからでしょうか。
いずれの理由かは、現在の自覚症状からははっきりと判りませんが、とにかく確かに効果は感じていました。
一回一回の通院が1ヵ月おきなので時間は掛かっていますが、保存療法でしかもわずか3回の施術でここまで腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の回復に効果があるのは自分としても驚いていました。
発症や痛みの原因と習慣
腰椎椎間板ヘルニアの痛みの原因について、体験者として、保存療法で10ヵ所以上の病院や治療院、15種類の治療法や民間療法と様々な治療法を試した患者としての視点で見解を書きます。
腰椎椎間板ヘルニアはご存知のように背骨と背骨の間にある椎間板が様々な原因で突出している状態を指します。
これは椎間板が傷付き、何らかの外圧が加わったことが原因で椎間板の一部が突出して炎症を起こしたり脊髄神経を圧迫したりします。
単に炎症を起こしているだけの場合は、この炎症が治まれば出っ張りも小さくなり痛みが無くなります。
重篤でないぎっくり腰などがこれに当たり、数日間~1週間ほど動かずに安静にしておけば痛みが引いたり、病院や薬局の炎症止めや痛み止めなどの薬を飲んで治る場合も多いです。
あと、腰痛の場合、腰などの患部を温めると痛みが治まる場合もありますが、ぎっくり腰などの急性の腰痛の場合は患部が炎症を起こしていますので温めると痛みなどの症状が悪化したり、さらに痛みが増します。
ですからこの場合は風呂などに長時間入ったり、温湿布を貼ったり、カイロなどを当てて温めてはいけません。
逆に冷湿布を貼ったり、氷などを当てて冷やす方が早く痛みも引き治ります。
ただし、極端に冷やしすぎるのも良くないので、摂氏0度以下になっているアイスノンなどは冷やし過ぎになるので使わない方が良いでしょう。
一方の原因として、日常生活の習慣から腰椎椎間板ヘルニアの発症や痛みが起こる場合があります。
私の様に歩き方や座り方、立ち方などの姿勢が悪く長い年月を掛けての習慣で背骨や骨盤などの骨格が歪み、それが原因で腰の一部に負担が掛かって徐々に椎間板が痛んである日特にきっかけもないまま発症した腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もあります。
脚を組んで座るとかいつも同じ側の肩や手で鞄を持つなど慢性的な動作習慣も原因となった場合ですね。
また気持ち良いからと言って腰を捻ってボキボキ鳴らすなどを繰り返し行い、椎間板を傷つけ続けるのも良くありません。
これも繊維を徐々に潰し、椎間板が突出して腰椎椎間板ヘルニアが発症する原因となってしまいます。
姿勢の悪さや脚を組むなどの習慣、腰をボキボキ鳴らすといったことは全て私がずっと行ってきたことです。
この様な慢性的原因でなった腰椎椎間板ヘルニアはやっかいで、歪んだ骨格を徐々に矯正しながら、悪い姿勢や動作などの習慣も治していかなければならず、治るのにも時間が掛かります。
あと、ぎっくり腰でも何度も繰り返し再発している場合は同じ様に習慣化している可能性がありますので、こちらも痛んだ椎間板が治りきらないまま繰り返し発症していると考えられます。
そしてどの原因でも起こりうる腰椎椎間板ヘルニアの最悪のケースが突出した椎間板が脊柱内の神経を圧迫して下半身などに麻痺を起すことです。
私も整形外科でもし無意識での尿漏れや自由な歩行が神経麻痺で出来なくなったら、その場合は日常生活に大きな支障をきたすので問答無用で手術を勧めると言われていました。
この様な最悪のケースに成らない様に自分の症状の原因を可能な限り早めに見付け自分に合った治療を進めて、また椎間板を傷つけたり負担を掛けたりする習慣を正していくことが必要だと思います。
7~8ヵ月目/骨格の矯正治療が合っている?
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療の為、2回目のAKA博田法による仙腸骨と骨盤の骨格の調整治療の施術を受けた後の残りの今回の日本滞在中、特に新たな保存療法の治療は受けずに居ました。
次回のAKA博田法の治療の予約が1ヵ月後で良いとのことでしたので、前回書いた整体と合わせて次回の帰国時に治療の再開をすることになっていました。
日本滞在が終わった後、中国への渡航時には念の為に一応、無理をしないで行きましたが、かなり余裕があり楽に行くことが出来ました。
この時期の私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの症状の状態は、
・30分くらいは脚の痛みを発症せずに歩くことが出来る。
・1~2時間位は自分に合った椅子に座っていれば足腰の痛みがほとんど発症しない。
・歩いていて痛みが発症しても座ればある程度は回復する。
という感じで1ヵ月間の中国滞在、次回の日本帰国まで過ごすことが出来ました。
まだまだ発症前の元気だったこ頃の様な状態には程遠いですが、症状が軽くなり、かなり良くなってきつつあるのは間違いなかったです。
発症から7ヶ月、6ヵ月目~7ヵ月目にかけての一番悪化していた時には丸々1ヵ月以上もほぼ寝たきり状態だったことから見ると、
僅かかもしれませんが動けることに本当に感謝の気持ちで一杯でした。
また、その間の運動不足と言うか、全く動いていなかったので、筋肉・筋力が落ち切ってしまい以前と同様に動けないのも当然ですね。
速いスピードでは歩けませんし、平坦な道でも脚が上がらず躓くこともありました。
また、前回の中国滞在時、寝たきりで普通の食事を取ることが出来ず、動いていないにも関わらず4kgくらい痩せていました。
中国ではいつも外食に頼っていたのですが、出掛けられないし、起きてテーブルで食事をすることも出来なかったのでご飯ものや麺類も食べられませんでした。
ベッドに寝たまま手づかみで食べられる物を出前で頼んでいたのですが、種類が限られます。
「包子(豚まん)」、「マクドナルドのハンバーガー」(中国では店によって出前をしてくれます)、「中華ちまき」
この3種類のローテーションばかりで、ストレスもあって体重が一気に落ちていたんです。
しかし腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが回復し、起きてテーブルで食事をしたり、外食できるようになると徐々に体重も戻ってきました。
今後、AKA博田法や新しい整体で仙腸骨や骨盤、背骨などの骨格の矯正治療を続けて更に症状が改善されることを期待していました。
8ヵ月前のある朝、何の前触れもないまま突然起こった腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの発症から回復の兆しが無いばかりかどんどんと悪化していった7ヵ月間、そこから一転、急に回復しだした1ヶ月。
治ったわけではありませんし、AKA博田法や新しい整体で今後どこまで回復改善するかは判りません。
まだまだ安心することは出来ず、ちょっと動くようになったからと無理をしてしまったり、何かのきっかけで悪化することすらあるかもしれません。
でも、回復を実感し、動けるようになってきていることが本当に嬉しい時期でした。
整体の名医の噂を聞く
整体の名医で整骨院による腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療法について偶然に聞いてきました。
その名医の整体については2回目のAKA博田法を施術してもらい、だるさが治まった2日後に久々に行きつけの店に遊びに行ってきたのがきっかけでした。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが発症して以来、全く遊びで外出できませんでしたので約7ヵ月ぶりになります。
ひとしきり店のオーナーさんとこれまでの闘病生活について話し、久々の来店を歓迎していただきながら、私と同じように腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みで苦しんでいた他のお客さんの話を聞きました。
で、そのお客さんが通っていた整骨院の整体がとても評判らしく、名医の院長による整体で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の治療で多くの方が治っているそうです。
紹介に紹介を呼んで、そのお店のお客さんだけでもこれまでに5人以上の腰椎椎間板ヘルニアやぎっくり腰が治ったとのこと。
私もこれまでの経験で骨盤や背骨と言った骨格の歪みが原因で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが発症したことが判っていましたので、きちんとした整体で矯正、調整するなら効果があるかもしれないと推測していました。
その名医の整体は完全予約制でいつも大体1ヵ月先くらいまで予約が取れないそうです。
オーナーさんの強いおススメもありましたし、わざわざご紹介いただけるということで、試しに行ってみることになりました。
と言っても、予約が取れるのは次回、日本に帰国した時なので1ヵ月以上先のことになりますが、
翌日には早速、整体治療の予約を入れさせていただきました。
その時点で判っていたことは、名医と呼ばれる院長先生が女医さんであること、家から30分くらいで着く場所にあること、知り合いの知り合いレベルの人ですがその中でも多くの方が治ったということだけでした。
6ヵ月間の間、効果のある治療法や病院を探し回っていた時には情報が入ってこなかったのに、回復の兆しが見えてきた時にひょんなことから名医をご紹介いただけるなんて皮肉なもんですよね。
まあ、これもAKA博田法で効果があり、自分の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の原因が骨盤や背骨の歪み、さらに骨盤や背骨のの歪んだ原因が日常生活での姿勢や歩き方、座り方の悪さということが判ったので、整体などの矯正治療法が自分に合っていると判断できるようになったからでしょう。
もう、これまでと違って闇雲にどんな治療法でも試すということはせずに、自分に合った整体を始めとする骨盤や背骨の歪みを調整、矯正する治療が合っているので、それを基準に考えられるようになりました。
それもこれも色々な治療法での失敗の後、ひとつの治療法で効果があり、ある程度回復し動けるようになったから判ったことなんですね。
AKA博田法2回目と痛みの原因
AKA博田法の2回目の治療を受けました。
前回の第一回目から2週間後になります。
この間、痛みなど腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の症状が改善された状態はほぼそのまま続いていました。
2回目のAKA博田法の治療で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の症状が更に改善されるかどうか、楽しみ半分、不安半分の気持ちでペインクリニックに行きました。
というのも、これまで十種類以上の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の保存療法による治療法を日本、中国での整形外科や病院、治療院で散々試してきて効果が無かったため、まだまだ疑心暗鬼が捨てきれずにいたのです。
前回、痛みの発症後、初めての劇的な効果を体感しているのに不安だったんですね。
で、前回同様にまずは高周波治療器で20分間の治療を行い、多分、仙腸骨や骨盤周辺の筋肉をほぐしてAKA博田法の治療をスムーズに行うための準備をしました。
そしてAKA博田法で仙腸骨と骨盤の調整をする治療を始めます。
これも前と同じで、治療台の上に横たわり、仰向けで片脚ずつ上げ曲げをして仙腸骨と骨盤の状態を確認、横向きになり軽く触るような感じでズレや位置を調整。
これを左右で2,3回ずつ繰り返して行います。
今回もAKA博田法の治療自体は約10分ほどで終了しました。
前回の治療でガチガチに詰まっていた仙腸骨と骨盤の間を開いてもらいましたが、2週間の間にまた少し詰まっていたので再度調整したとのこと。
開いては少し元に戻り、AKA博田法でズレも合わせて調整しながらまた開いて・・・と何回か繰り返すうちに次第次第に回復してくるそうです。
AKA博田法では直接的に腰椎椎間板ヘルニアの椎間板の出っ張りを引っ込める治療法ではありません。
しかし、腰椎椎間板ヘルニアでも坐骨神経痛でも痛みの出る原因と椎間板の損傷や出っ張りには相互関係が薄いそうです。
病名は腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛で、MRIなどで検査をすると椎間板に異常があるにはあるんです。
しかし、坐骨神経痛を併発する原因になったり、痛みを感じる原因とは直接関係が無いとのこと。
つまり痛みの原因は腰椎椎間板ヘルニアでは無い場合が多いんですね。
背骨や骨盤など骨格の歪みが痛みの原因で、歪んだ結果、椎間板の形状に異常が出たということなのでしょう。
だから手術をしても痛みの症状が治まらないこともあるし、保存療法でも痛みが治まる場合もあるということなんでしょう。
もちろんぎっくり腰など外的な圧力が切っ掛けになったり、それが原因で椎間板が飛び出す場合も多いのですが、これは急性の椎間板ヘルニアになるそうです。
私の場合はこの様な明確な切っ掛けが無いので長年の姿勢や歩き方などの習慣から起こった慢性の腰椎椎間板ヘルニアだということです。
また、前回の治療後、妙にだるかった理由もわかりました。
整体や按摩の後と同じ様にAKA博田法を施術した後も骨盤と仙腸骨の調整後にその部分が軽い炎症を起こすそうです。
その為、部分的にですが微熱を持ちだるさとなって感じるそうです。
これは身体が持つ自然な反射反応ですので問題は無いとのことでした。
この反応が出ない場合もありますが、施術後にだるくなるということはそれだけ調整された結果の反応なので治療が進んだ証拠として受け止めることが出来ます。
今回のAKA博田法の治療費用は約3,500円でした。
第一回目の時に書きそびれましたが健康保険証(国民保険証)を出しましたので、多分、保険適用の治療なのでしょう。
AKA博田法が速攻で効いた
AKA博田法を受けた当日から翌日に掛けては、治療の効果の所為か何だか疲れて妙に眠くて仕方ありませんでした。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが出ても嫌だったので、また、週末だったということもあり、ゆっくりと自宅で過ごしていました。
で、AKA博田法を受けて2日目のこと。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛というか、腰と脚の調子が良くなっているような感じがします。
試しに座って仕事をしてみると、10分経っても痛みが出てきません。
今までは座った姿勢で5分と持たなかったのが、更に20分経過してやっと少し違和感が出てきただけだったのです。
更に歩いた時もこれまで5分間も歩けば痛みでしゃがみこんでいたのに、10分くらい歩いてやっと脚に違和感が出てきただけでした。
わずか10分ほど、AKA博田法で仙腸骨と骨盤の歪みや位置を調整しただけです。
これまで多くの治療を受けてきましたが、効果が有ったものすら無かったのに、これ程すぐに痛みの症状の改善効果が出たのに驚きました。
というか、たまたま今日は調子良いだけで、すぐに痛みが元に戻ってくるのではないかとさえ疑っていました。
ですので、どの程度痛みが出ずに歩けるか、どれくらいの時間座れるかを休憩を挟みながら恐る恐るちょっとずつ試していきました。
AKA博田法を受ける前:徒歩5分で痛くて歩けなくなる。5分以上座っていると痛くて我慢できなくなる。
AKA博田法を受けた後:徒歩20分歩いて僅かな痛みを感じ始め、30分で痛みの為歩けなくなる。30分座って痛みが出始める。
これは劇的な変化です。
これまでは自宅のテーブルで食事をすることも出来ませんでしたし、近所で外食することも自分で車を運転することも出来ませんでしたし、人と椅子に座って話すことも出来ませんでした。
しかし、30分座れて30分歩けるとテーブルで食事をすることも出来ますし、近所であれば歩いて外食に行くことも出来ます。
また近所の銀行まで自分で車を運転して行くことや、他人と椅子に座って話すことも出来ます。
1歳半の息子を5分くらい抱っこすることも出来ました。
まだまだ出来ないことは沢山ありますが、即効性がありながら、ここまで回復すると最低限の日常生活はどうにかこなせます。
AKA博田法で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を治療するつい数日前まで、ほぼ寝たきり状態だったことを思うとこの効果は雲泥の差です。
まだまだ無理は出来ませんが、たった1回の治療で、治療後すぐに症状が緩和されたことに驚きました。
そして嬉しくて嬉しくて仕方ありませんでした。(釣りではなく、本当にです!)
自分に合う治療法が見つかるって、こうゆうことなんですね。
半年以上、どんな治療を受けても効果が無くて治らず、寝たきりになりました。
何もやっても治らない、いつまで効果が続くのか、治る日は来るのか。
家族と自分の生活の不安、仕事の不安、治療費やお金の不安、将来の不安など様々な不安から来るストレスに悩む日々。
これらにパッと希望の光が差したようでした。
再度、痛みなどの症状が悪化せずこの状態が続きますように。
更にAKA博田法で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の症状が改善しますようにと願うばかりでした。
AKA博田法で仙腸骨と骨盤の調整
AKA博田法という腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの腰痛を始めとした疾病に効果がある治療法を試してきました。
妻が私の中国滞在中に探して予約を入れておいてくれたのです。
その予約をしていたAKA博田法の病院に帰国翌日に行って来たのです。
AKA博田法では骨盤にある仙腸骨という部分の歪みや左右の骨との間の距離を矯正し調整して腰椎椎間板ヘルニア などの腰痛や坐骨神経痛の痛みの原因を取り除く治療法です。
まず最初に診察室で医師の診断を行います。
過去にレントゲンやMRIなどの画像があればそれを持って来る様に言われていましたので、私は以前撮ったMRI画像写真を持って行きました。
MRIを見てもらい、これまで受けてきた治療の内容を説明し、足腰の痛みの具合や部位など現在の症状を伝えました。
その後、診察台に寝て、脚を上げたり横になったりして私の体の状態を確認。
AKA博田法で骨盤や仙腸骨を調整する前に、高周波治療器で約20分ほど電気を当てました。
その後、先ほどの診察台に戻り、AKA博田法による治療を開始です。
どんなことをされるかと言いますと、
仰向けになり医師が脚を少し上に上げ曲げながら横に倒します。
恐らくこの作業が仙腸骨や骨盤などの歪み具合を確認する作業だと思われます。
そして右を向いて横になり(右側を下にして横たわる)、腰骨と言うんでしょうか、骨盤の辺りを非常に弱い力で数箇所、触る様な感じで30秒〜1分くらい調整して行きます。
再度、仰向けになりが脚を少し上に上げ曲げながら横に倒しながら確認。
同様に今度は左を向いて横になり(左側を下にして横たわる)、骨盤の辺りをこちらも非常に弱い力で数箇所、触る様な感じで30秒〜1分くらい調整して行きます。
この作業を左右ともに3回ずつして治療終了です。
この間、AKA博田法の治療は全てで10分もかかっていなかった様に思います。
呆気ないほど弱い力で、そして短時間で治療が終了しました。
治療後に説明がありました。
医師
「多くの患者さんがそうらしいのですが、あなたの場合も仙腸骨と左右の骨盤の間がガチガチに詰まっていました。」
「特にパソコンなどのデスクワークをされている方に多い症状です。」
「あなたの腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の原因である詰まっていた仙腸骨と左右の骨盤の間をミリ単位で調整しながら開きました。」
「最初のうちは2週間に1回のペースで1、2回通って下さい。」
「その後、様子を見ながら1ヶ月に1回くらいのペースでしばらく通院してもらいます。」
「仙腸骨と左右の骨盤の調整後は患部が炎症を起こしています。」
「ですから次回の治療は炎症が治まる最短でも2週間後にしか行うことが出来ません。」
「また、あなたの腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の場合、これまで受けてきた痛み止めなどの治療は効果が無いばかりでなく、逆に胃腸や他の部位に負担をかけることで悪くなるだけです。もしまだ飲み続けているのであれば、すぐにやめてください。」
AKA博田法の治療費約7000円を払って、この日の病院は終わりました。
発症から丸6ヶ月、中国での生活
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症と悪化、いくつかの保存療法を試しては効かない生活が続きながら丸6ヶ月が過ぎました。
間もなく3回目の中国から日本への帰国の時期です。
この1ヵ月は特に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状に自覚できる改善も悪化もありませんでした。
ほぼ寝たきり状態で、ほとんど外出することもありませんでした。
徒歩は5分ほどで臀部から太ももの裏、ふくらはぎにかけての痛みや足先の痺れが我慢できなくなり、横になってしか痛みは回復しませんでした。
座って休んでも回復しなくて、そもそも座っているのも5分位が限界でしたのでこれ以上悪化しないように一日の大半をベッドで過ごしていました。
特に歩いたり座ったりした時に出る坐骨神経痛の臀部~脚に掛けての痛みや足先の痺れが酷くて、腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛よりも深刻な悩みになっていました。
外出はほとんど無く、ベッドの上でのパソコン仕事と、どうしても仕事関係の人と会わなければならない時だけ自分の状態を説明して会いました。
近くの方とはタクシーで後部座席に寝そべって出掛けて行き、長ソファーで半分横になりながら打ち合わせなどをこなしました。
遠くの方とは私が長時間の移動に耐えられずそこまで出掛けて行けないので、自分の家まで来ていただき自宅で会いました。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の中国での治療法で新しい情報も無く、心配してくれる友達などから声を掛けていただいても鍼治療、按摩、漢方薬などこれまでに体験したものばかりです。
ここまでの日本での治療でも改善した治療法はありませんでしたが、中国の治療では坐骨神経痛が悪化したものもあり、新たな病院などでの治療に対しては不安感がありました。
また新しい方法なら試したかもしれないのですが鍼、按摩、漢方といったこれまでと変わらない内容のものばかりだったので行かなかったのです。
この様な理由から自宅でできて、更なる悪化を招かずに済みそうな独歩顆粒や冠元顆粒の服用とストレッチ、筋トレや腰痛体操などをして、万一でも効果があればと祈りつついたのです。
日本への帰国は前回以上の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛み対策もありません。
荷物は最少に、移動は出来るだけ横になって出来る様に中国の空港まではタクシー、飛行機では並びの席が空いているシートで横になり、日本の空港から家までは嫁に車で迎えに来てもらう。
後は痛くなったらひたすら我慢する。
これだけです。
ただ今回の帰国ではひとつだけ新たな希望がありました。
嫁が探してくれたのですがテレビ番組でも紹介されたという腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効く保存療法があるということ。
そしてその治療法を行ってくれる病院が自宅から車で1時間くらいのところにあり、運良く私の帰国日に合わせて予約が取れたということでした。
腰痛体操やストレッチや筋トレ、独歩顆粒と冠元顆粒の感想
独歩顆粒と冠元顆粒、腰痛体操や坐骨神経痛のストレッチや筋トレなどを行った感想です。
今回の中国滞在中の3週間~1ヵ月の間、独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬の服用と、腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレを腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛対策としてやってきました。
まず、両方に言えることですが、私の場合、この期間では効果らしい効果は感じられませんでした。
それぞれ素人判断で勝手にやったことであり、医師や整体師や薬剤師やリハビリの専門家などプロから専門の指導を受けてやったことではないことも効果が無かった原因だと思います。
ですからきちんとした診断と指導を受けて行えば効果があったかもしれません。
あと、漢方薬にしても運動療法にしてももっと長期間続ける必要があったかもしれないとも思われます。
漢方薬は西洋医学のように短時間で急激な効果が得られる対処療法ではなくて、時間を掛けて体に無理のない様に体質改善などで痛みなどの症状を改善するものだそうです。
ですから3週間~1ヵ月くらいの時間では私のように腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状が改善しない場合もあると思います。
独歩顆粒や冠元顆粒などの漢方薬については私は専門家でないので感想位しか書けませんが、ストレッチや筋トレは痛みが酷い時や炎症や発熱をしていない時に正しい方法で行えば効果があるように思います。
またこれらの運動は弱った筋力を取り戻すためのリハビリにもなりますし、必要な筋肉の強化や関節などの可動域を広げたりすることにも役立ちます。
さらに立ち方や歩き方、座り方など日常生活の姿勢の矯正や、長時間正しい姿勢でいるために必要な筋力を付けるためにも有効です。
骨盤や背骨などの歪みはそもそも腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛などの発生原因のひとつですので正しい姿勢は治療効果だけでなく、予防法としても必要なんだと思います。
現在、やらなければいけないと思いつつ私自身はこれらの運動、腰痛体操やストレッチ、筋トレを行っておりませんが、ウォーキングも正しい歩き方の姿勢で行えば効果があるということで、少しずつですが意識して歩くようにしています。
あと、自分の腰椎椎間板ヘルニアや坐骨神経痛の場合、痛みが酷くてあまり出来ませんでしたが、股関節を柔軟にすると効果があるとの経験者の書き込みも多かったです。
部屋が狭くて股関節の体操がしにくかったのもやらなかった原因になっていましたので、出来る方は是非試しにやってみたらと思います。
腰痛体操とストレッチと筋トレなど運動
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腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みなどの症状を改善するのに良いということで腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレ、運動療法なども取り入れてみようと調べてみました。
歩いて5分、座っても5分くらいで痛みが開始するのでウォーキングは出来ません。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症から5ヶ月、全くと言って程に運動も出来ていません。
運動どころか日常生活での最低限の活動すら出来ていませんでした。
さらに脚腰の痛みの酷かった直近1ヵ月ほどは寝たきり状態でした。
その為、筋肉は落ちきっていましたし、体の柔軟性も極端に損なわれていました。
特に坐骨神経痛の痛みがひどい左脚の筋肉は太もも、ふくらはぎ共に見た目でハッキリ判るほど右脚に比べて細くなっていました。
しかし血行の改善や背骨や骨盤の歪みの修正、腰の骨に負担を掛けない様に筋肉を鍛えてコルセットのように背骨を腹筋や背筋などの筋肉でサポートすることが良いということで、腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレ、運動療法を調べたのです。
整骨院や整形外科などのサイトでそしてユーチューブなどで腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効果的な腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレを沢山見ました。
正直なところ、ほとんどの腰痛体操、坐骨神経痛のストレッチや筋トレが解説通り出来なくて、推奨回数や時間が無理だったもの、指定された姿勢や体勢が出来ないものなどがほとんどでした。
その中で色々と試してみて今の自分に出来そうなものをいくつかピックアップしてみました。
四つん這いになって対角線上の片手片足を伸ばす方法。これは腰のインナーマッスルを鍛える方法です。
脚の裏を合わせて胡坐をかく様に座り股関節と腰と背骨を伸ばすストレッチ。
仰向けに寝て脚を交互に自転車運動のように動かす腹筋の運動。
膝を立てて仰向けに寝てその膝を左右にゆっくり倒す運動。
つま先立ちで歩くことで姿勢を正し、脚の筋肉を使うことで血行を改善する筋トレ。
非常に簡単で負荷の少ない腰や臀部、脚のストレッチや体操、筋トレばかりですが、それぞれわずか30秒ずつくらいしか出来ませんでした。
朝に起きた時が一日の中で最も痛みが少ない時間帯ですので、取りあえず毎朝1回、続けてみました。
根が三日坊主なもので約3週間ほどしか続かずこれらの運動の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛への効果はこの期間では判りませんでしたが、汗をかき、前向きに取り組んでいるという気持ちの張りが出てそれだけでも良かったと思いました。
独歩顆粒と冠元顆粒の飲み方、味、効果
独歩顆粒と冠元顆粒という名で日本で販売されている薬の同等品である独活寄生丸と精制冠心顆粒を中国のネット通販で先日購入して数日後、これらの漢方薬が届きました。
生薬成分が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効くとのクチコミが多かった漢方薬なので期待しての購入です。
寝たきりになった今の状態では病院の通院が出来ない中、在宅で治療できるので他の選択肢が無い中での試みでした。
独歩顆粒と冠元顆粒はそれぞれ、腰椎椎間板ヘルニアで痛んだ患部の修復を助ける筋骨を強め再生する成分と痛みを緩和する生薬が独歩顆粒には含まれており、坐骨神経痛の原因になっている血流の滞りを解消するため血行を改善して痛みを抑える生薬が冠元顆粒には含まれています。
それらと同等の成分の生薬が入っているのが、今回中国で購入した独活寄生丸と精制冠心顆粒です。
独活寄生丸は一日2~3回、食間や空腹時に服用します。
写真にもありますように直径が約3cmもあり薬を飲むというより食べるという感じです。
味は漢方独特の風味はしますが、甘さもありますので十分我慢できる範囲です。
もそもそとした食感の大きな丸薬をもぐもぐしながら食べます。
精制冠心顆粒は一日2回、同じく食間や空腹時に服用します。
こちらは顆粒状でそのまま普通のお薬のようにしても飲めますが、私はお湯に溶いて飲んでいました。
味はこちらも甘く、以前、病院で貰った漢方薬と違いとても飲みやすい薬で、人によっては美味しいと感じる?かもしれない?くらいのレベルです。
私は独活寄生丸をもぐもぐしながら精制冠心顆粒をお湯に溶いた飲み物で流し込む方法で一日2回、同時に飲んでいました。
飲んでしばらくすると体が暖かくなるような感じがし、激しくはないですが少し心臓の鼓動が大きくなるような動悸みたいな感じがしました。
服用していた期間中、一時的に精制冠心顆粒を飲むのを止めて独活寄生丸だけを飲んでみた時期があり、その時は心臓の鼓動の変化は感じられなかったので、恐らく精制冠心顆粒の生薬成分が影響していたのだと思います。
確かに通販で買う時に独活寄生丸は何も言われずに買えましたが、精制冠心顆粒は医師の勧めがあったかどうかを確認する連絡がありました。
とにかく欲しかったので
「精制冠心顆粒は以前から飲んでいるので大丈夫だ。」
という返事をすることで購入できました。
副作用と言うんでしょうか、私が服用していた期間も1ヵ月だけと期間も短く、元々特に心臓の疾患も抱えていなかったので問題ありませんでしたが、人によっては心臓系の疾患や高血圧などを患っている場合、副作用が心配だと思いますので精制冠心顆粒は止めておいた方が良いのかもしれません。
もし服用する場合も病院や薬局できちんと医師や薬剤師の診断の元、購入して飲むようにしてください。
で、約4週間、飲み続けた結果ですが、またしても私の場合、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの症状が改善した感触はありませんでした。
生薬成分が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効くとのクチコミが多かった漢方薬なので期待しての購入です。
寝たきりになった今の状態では病院の通院が出来ない中、在宅で治療できるので他の選択肢が無い中での試みでした。
独歩顆粒と冠元顆粒はそれぞれ、腰椎椎間板ヘルニアで痛んだ患部の修復を助ける筋骨を強め再生する成分と痛みを緩和する生薬が独歩顆粒には含まれており、坐骨神経痛の原因になっている血流の滞りを解消するため血行を改善して痛みを抑える生薬が冠元顆粒には含まれています。
それらと同等の成分の生薬が入っているのが、今回中国で購入した独活寄生丸と精制冠心顆粒です。
独活寄生丸は一日2~3回、食間や空腹時に服用します。
写真にもありますように直径が約3cmもあり薬を飲むというより食べるという感じです。
味は漢方独特の風味はしますが、甘さもありますので十分我慢できる範囲です。
もそもそとした食感の大きな丸薬をもぐもぐしながら食べます。
精制冠心顆粒は一日2回、同じく食間や空腹時に服用します。
こちらは顆粒状でそのまま普通のお薬のようにしても飲めますが、私はお湯に溶いて飲んでいました。
味はこちらも甘く、以前、病院で貰った漢方薬と違いとても飲みやすい薬で、人によっては美味しいと感じる?かもしれない?くらいのレベルです。
私は独活寄生丸をもぐもぐしながら精制冠心顆粒をお湯に溶いた飲み物で流し込む方法で一日2回、同時に飲んでいました。
飲んでしばらくすると体が暖かくなるような感じがし、激しくはないですが少し心臓の鼓動が大きくなるような動悸みたいな感じがしました。
服用していた期間中、一時的に精制冠心顆粒を飲むのを止めて独活寄生丸だけを飲んでみた時期があり、その時は心臓の鼓動の変化は感じられなかったので、恐らく精制冠心顆粒の生薬成分が影響していたのだと思います。
確かに通販で買う時に独活寄生丸は何も言われずに買えましたが、精制冠心顆粒は医師の勧めがあったかどうかを確認する連絡がありました。
とにかく欲しかったので
「精制冠心顆粒は以前から飲んでいるので大丈夫だ。」
という返事をすることで購入できました。
副作用と言うんでしょうか、私が服用していた期間も1ヵ月だけと期間も短く、元々特に心臓の疾患も抱えていなかったので問題ありませんでしたが、人によっては心臓系の疾患や高血圧などを患っている場合、副作用が心配だと思いますので精制冠心顆粒は止めておいた方が良いのかもしれません。
もし服用する場合も病院や薬局できちんと医師や薬剤師の診断の元、購入して飲むようにしてください。
で、約4週間、飲み続けた結果ですが、またしても私の場合、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの症状が改善した感触はありませんでした。
独歩顆粒と冠元顆粒を中国で購入
独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬が腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の改善に効果があるという口コミをネットで見つけました。
それぞれ1ヶ月分、掛かった費用は合計で日本円で約5,000円。
中国に何とか到着したのは良いが、痛みの為に寝たきり状態でどうにもなりませんでした。
以前にも書きましたように、いくつかの中国の病院で鍼治療や按摩に通ったり、小剪刀という手術を試したりしましたが全く効果が無く、逆に悪化したりもしましたので、こちらで打つ手もない状態でした。
日本、中国共に病院や治療院が信じられなくなっていました。
ここは中国、漢方の本場ということで自分で調べた漢方薬治療を試そうと考えてみました。
中国語が出来ないので、まず日本語で調べてそれと同じ漢方薬をこちらで買えば安く上がるかもとの思いもありました。
色々と見ていく内にイスクラの独歩顆粒と冠元顆粒という漢方薬がどうやら腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛に効きそうです。
まずはそのものずばりの名前で中国のネット検索を掛けました。
中国の華西医科大学製薬廠という工場で作ってはいますが、この薬は日本向けにだけ販売されていてこちらで購入することは出来ないようです。
そこで成分というか使われている生薬の名前と配合を調べて、それと同等の漢方薬を探すことにしました。
カタカナで書かれた成分を該当する漢方薬を調べるサイトで漢字にして、それを中国語で探します。
独歩顆粒に使われている生薬は
「独活、茯苓、地黄、生姜、牛膝、防風、芍薬、桂皮、甘草、細辛、川芎、当帰、桑寄生、党参、杜仲、秦九」
独歩顆粒には腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛などの症状に対し、筋骨を強めたり再生、鎮痛作用で効果がある生薬を含んでいます。
また中国医学でいう体質の「虚実」両方で使えるということで、自分の体質が虚か実か判らなくても使えるので良いかなと判断しました。
冠元顆粒に使われている生薬は
「丹参、赤芍、川芎、紅花、木香、香附子」
冠元顆粒には血行を改善することで独歩顆粒の効果を補助し、坐骨神経痛の痛み痺れを緩和する生薬を含んでいます。
で、上記に該当する中国で購入できる薬を探してみると、
「独歩顆粒→独活寄生丸」「冠元顆粒→精制冠心顆粒」
という薬にほぼ同等の生薬が配合されているようでした。
中国ではネット通販で独活寄生丸も精制冠心顆粒も買うことが出来るので、早速注文しました。
それぞれ1ヶ月分、掛かった費用は合計で日本円で約5,000円。
独歩顆粒と冠元顆粒を日本で買った場合の1/3くらいの値段で買うことが出来ました。
寝たきり状態
さらに腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が悪化したようで脚や腰が痛くて仕方なくて寝たきり状態になっていました。
中国に着いてから数日、渡航の無理と仕事の無理が祟ったのでしょうか、この頃がもっとも痛みの症状の重い時期でした。
外出出来ないどころか、ベッドからすらほとんど動くことが出来ず、一日数回のトイレ以外は寝たきり状態になってしまっていました。
なんせ横になっている以外では何をしても痛みがあり、歩くことはもちろん数分間ですら椅子に座っていることさえ出来なくなっていました。
起きて食事をすることも出来ませんでしたので、ご飯ものやおかず、麺類なども非常に食べづらい状態です。
自炊や外食も出来ないので、家から出ずにベッドに寝たまま食べられる物しか口にすることが出来ませんでした。
寝たままで箸やスプーンなども使わず食べられる物は限られていて、電話注文で包子(豚まん)や
中華ちまきの出前と、マクドナルドやピザのデリバリーばかり食べる日が続きました。
トイレで大きい方をするときも一苦労です。
様式トイレですが、座る姿勢が辛いので1~2分くらいで便が出ない場合は一旦ベッドに戻って横になり脚腰の痛みが治まってから再度トイレに行くという感じでした。
雨の日などは横になっていても、どうかすると脚が痛くなることがありました。
夜中に痛みで寝られずベッドの中でモゾモゾとちょっとでも楽な姿勢はないか、どんな体勢なら痛みが少ないかと姿勢を探してもがき、動き回る時もありました。
こんな状態ですので仕事も全てベッドの中で、お腹の上にノートパソコンを抱えて、仰向けの姿勢でしていました。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの我慢と質の悪い睡眠というんでしょうか睡眠不良と満足な食事が取れないことなどにより、寝たきり状態で運動もしていないのに1~2週間の間に身長170cmで65kgだった体重が5kgくらい体重が落ちて60kgを切るところまでになってしまいました。
でも嬉しいことも少しだけありました。
中国で出来た中国人の遊び友達がそんな時に何度か食事に連れて行ってくれたり差し入れをしてくれたりしたのです。
腰痛や脚の痛みで食事や飲みのお誘いをいただいてもずっと断っていたら、心配して家に訪ねてきてくれました。
寝たきりの状態や座る姿勢ができない様子を見たり、痩せてやつれている姿を見てかわいそうに思ってくれたのでしょう。
わざわざ自動車を持っている友達を呼んで、普段なら歩いて行く中華料理のレストランに私を後部座席に乗せて連れて行ってくれたこともありました。
食事をしたお店でも、長ソファーの置いてある個室を予約してテーブルをソファーの横に動かし、私が寝たままでも食べられるようにしてくれたりしたのです。
またある友達は同じく車で迎えに来てくれて、彼女の自宅の食事に招いてくれたりもしました。
こちらでも辛い様ならすぐに横になれる様、気遣いをしてもらいながらご飯を食べさせていただきました。
果物や薬膳のスープを持ってきてもらったこともありました。
寝たきり状態で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による痛みが最も悪化した時期でしたが、この様な中国人の優しさに触れる経験をした時期でもありました。
中国に着いてから数日、渡航の無理と仕事の無理が祟ったのでしょうか、この頃がもっとも痛みの症状の重い時期でした。
外出出来ないどころか、ベッドからすらほとんど動くことが出来ず、一日数回のトイレ以外は寝たきり状態になってしまっていました。
なんせ横になっている以外では何をしても痛みがあり、歩くことはもちろん数分間ですら椅子に座っていることさえ出来なくなっていました。
起きて食事をすることも出来ませんでしたので、ご飯ものやおかず、麺類なども非常に食べづらい状態です。
自炊や外食も出来ないので、家から出ずにベッドに寝たまま食べられる物しか口にすることが出来ませんでした。
寝たままで箸やスプーンなども使わず食べられる物は限られていて、電話注文で包子(豚まん)や
中華ちまきの出前と、マクドナルドやピザのデリバリーばかり食べる日が続きました。
トイレで大きい方をするときも一苦労です。
様式トイレですが、座る姿勢が辛いので1~2分くらいで便が出ない場合は一旦ベッドに戻って横になり脚腰の痛みが治まってから再度トイレに行くという感じでした。
雨の日などは横になっていても、どうかすると脚が痛くなることがありました。
夜中に痛みで寝られずベッドの中でモゾモゾとちょっとでも楽な姿勢はないか、どんな体勢なら痛みが少ないかと姿勢を探してもがき、動き回る時もありました。
こんな状態ですので仕事も全てベッドの中で、お腹の上にノートパソコンを抱えて、仰向けの姿勢でしていました。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの我慢と質の悪い睡眠というんでしょうか睡眠不良と満足な食事が取れないことなどにより、寝たきり状態で運動もしていないのに1~2週間の間に身長170cmで65kgだった体重が5kgくらい体重が落ちて60kgを切るところまでになってしまいました。
でも嬉しいことも少しだけありました。
中国で出来た中国人の遊び友達がそんな時に何度か食事に連れて行ってくれたり差し入れをしてくれたりしたのです。
腰痛や脚の痛みで食事や飲みのお誘いをいただいてもずっと断っていたら、心配して家に訪ねてきてくれました。
寝たきりの状態や座る姿勢ができない様子を見たり、痩せてやつれている姿を見てかわいそうに思ってくれたのでしょう。
わざわざ自動車を持っている友達を呼んで、普段なら歩いて行く中華料理のレストランに私を後部座席に乗せて連れて行ってくれたこともありました。
食事をしたお店でも、長ソファーの置いてある個室を予約してテーブルをソファーの横に動かし、私が寝たままでも食べられるようにしてくれたりしたのです。
またある友達は同じく車で迎えに来てくれて、彼女の自宅の食事に招いてくれたりもしました。
こちらでも辛い様ならすぐに横になれる様、気遣いをしてもらいながらご飯を食べさせていただきました。
果物や薬膳のスープを持ってきてもらったこともありました。
寝たきり状態で腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛による痛みが最も悪化した時期でしたが、この様な中国人の優しさに触れる経験をした時期でもありました。
回復の目途が立たないまま中国へ
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の腰痛や臀部、太もも、ふくらはぎの痛みと痺れの発症から5ヶ月が過ぎ、症状の回復が見られないまま6ヶ月目に入りました。
この度の日本滞在中の1ヶ月間では手術以外の保存療法として整形外科での牽引治療、ブロック注射などを受けても痛みは改善せず相変わらず肉体的にも精神的にも辛い日々を送っていました。
もし手術をするならどこの病院が良いか、どの先生が評価されているかなどをネットや友人知人などから調べながら、しかし出来れば手術をせずに保存療法で治したいとの思いを交錯させていました。
腰椎椎間板ヘルニアの手術はこれまでに受診した複数の整形外科の医師達も、ネットで調べる限り見た情報でも手術せずに済ませれるならしない方が良いという意見ばかりです。
しかしこの時点で思いつく保存療法についての病院や治療院での手術をしない保存治療は全て効果が無く、打つ手がない状態でした。
そうこうしながら時間は過ぎ、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症後、3度目の中国訪問の日がやってきました。
妻は私の病状を見かねて
「中国に行かずにそのまま日本に居たら良いじゃない。
仕事だけでもやっとなのに、自分で食事を始め身の回りのことまでするなんて無理よ。
家で上げ膳据え膳の食事をするだけでも一杯いっぱいじゃない。
言葉の通じない国でもしもっと痛くなったり、万一のことが起こったらどうするの?」
と言ってくれましたが、間もなく1歳半になる子供を含めた家族の生活費を考えると完全に仕事を放りだすことは出来ません。
これまで腰が痛い、脚が痛いという方を
「ふーん、大変そうだけど、そこまでワァワァ言うほどの事じゃないだろう。」
くらいにしか思っていませんでしたが、実際に自分がなってみるとここまで辛いとは思いもよらない苦労でした。
出発前日の夜、子供を寝かしつけた後で30分間くらい妻が脚をマッサージしてくれました。
いよいよ中国に向けて出発する日が来て、妻が言いました。
「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もっと良い保存療法の治療法をあなたが中国に行っている間に探しておくからね。絶対に無理しないで無事に帰ってきてね。」
前回の帰国時と同様に最少の荷物、歩く距離を最小にする、機内では横になる・・・と、出来うる限りの万端の準備をして、痛みに耐えながら現地に向かいました。
薬局で買って一応準備はしていましたがロキソニンなどの痛み止めの薬はこれまでの経緯で効かないのが良くわかったので荷物に入れただけで服用せずに行きました。
この度の日本滞在中の1ヶ月間では手術以外の保存療法として整形外科での牽引治療、ブロック注射などを受けても痛みは改善せず相変わらず肉体的にも精神的にも辛い日々を送っていました。
もし手術をするならどこの病院が良いか、どの先生が評価されているかなどをネットや友人知人などから調べながら、しかし出来れば手術をせずに保存療法で治したいとの思いを交錯させていました。
腰椎椎間板ヘルニアの手術はこれまでに受診した複数の整形外科の医師達も、ネットで調べる限り見た情報でも手術せずに済ませれるならしない方が良いという意見ばかりです。
しかしこの時点で思いつく保存療法についての病院や治療院での手術をしない保存治療は全て効果が無く、打つ手がない状態でした。
そうこうしながら時間は過ぎ、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の発症後、3度目の中国訪問の日がやってきました。
妻は私の病状を見かねて
「中国に行かずにそのまま日本に居たら良いじゃない。
仕事だけでもやっとなのに、自分で食事を始め身の回りのことまでするなんて無理よ。
家で上げ膳据え膳の食事をするだけでも一杯いっぱいじゃない。
言葉の通じない国でもしもっと痛くなったり、万一のことが起こったらどうするの?」
と言ってくれましたが、間もなく1歳半になる子供を含めた家族の生活費を考えると完全に仕事を放りだすことは出来ません。
これまで腰が痛い、脚が痛いという方を
「ふーん、大変そうだけど、そこまでワァワァ言うほどの事じゃないだろう。」
くらいにしか思っていませんでしたが、実際に自分がなってみるとここまで辛いとは思いもよらない苦労でした。
出発前日の夜、子供を寝かしつけた後で30分間くらい妻が脚をマッサージしてくれました。
いよいよ中国に向けて出発する日が来て、妻が言いました。
「腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛もっと良い保存療法の治療法をあなたが中国に行っている間に探しておくからね。絶対に無理しないで無事に帰ってきてね。」
前回の帰国時と同様に最少の荷物、歩く距離を最小にする、機内では横になる・・・と、出来うる限りの万端の準備をして、痛みに耐えながら現地に向かいました。
薬局で買って一応準備はしていましたがロキソニンなどの痛み止めの薬はこれまでの経緯で効かないのが良くわかったので荷物に入れただけで服用せずに行きました。
牽引治療の結果
腰の牽引治療を整形外科で2週間続けた結果です。
さすがに毎日、牽引治療を受けに通院は出来ませんでしたが、2週間の間に合計7回の治療を受けました。
ブロック注射は最初の1回だけで、後は牽引治療と筋肉の緊張を取るお薬の服用を続けていました。
お医者さんの言う通り、私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛には痛みを感じさせない生活が良いということで、仕事も自宅での作業にして、病院以外はほとんど外出せずに過ごしていました。
後はスーパー銭湯に3回、温泉に筋肉のコリや張りをほぐしに入りに行ったのと、効く効かないは別にして肩こりも楽になるので十字式健康法の気功整体に1回行ったくらいです。
自宅での作業も椅子に座っていると痛くなってくるので、寝ながら出来るPC台を用意して横になってパソコン仕事をしていました。
で、牽引治療を続けた結果ですが、総合的な意味で痛みの症状の悪化はしませんでしたが特に回復した感じもありませんでした。
そして腰の痛みについてこれまでとは違った感覚の痛さに変わってきました。
牽引治療中にも少しだけですが腰が痛くなる時があったのですが、以前より鈍い痛みを感じるようになっていました。
最初に打った臀部の痛みを感じる痛点の神経を麻痺させるブロック注射も効果が無く、牽引治療を続けても改善している様子が無いので、整形外科の先生からもタイミングを見て手術をしなければならないだろうと言われました。
もし手術をすることになると少なくとも1ヵ月くらいの入院が必要になります。
確かに今でも仕事に支障が出ていますが、もし今すぐ丸々1か月以上も休むというのは無理なので、関係者に連絡や調整をして入院期間中に問題の無いように準備をする必要があります。
先生は手術を勧めてこられましたが、もうしばらく考えさせてくれと言って一旦保留にしてもらいました。
結局、今回の整形外科での牽引治療やお薬も私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛には効果が無くてまた振出しに戻ってしまったのです。
日本の一般的な病院による西洋医学的なアプローチの保存療法(ブロック注射、痛み止めや炎症を抑える薬、筋肉の緊張を緩和する薬、神経痛の痛みを抑える薬、牽引治療など)でこれまでに聞いていた治療法は全て効かなかったことになります。
この頃にはどんな整形外科に行っても薬の種類が変わるだけで腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの緩和や解消の根本的な治療は出来ないんだ。
病院や医者を頼ってもどうにもならないという気持ちになっていました。
さすがに毎日、牽引治療を受けに通院は出来ませんでしたが、2週間の間に合計7回の治療を受けました。
ブロック注射は最初の1回だけで、後は牽引治療と筋肉の緊張を取るお薬の服用を続けていました。
お医者さんの言う通り、私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛には痛みを感じさせない生活が良いということで、仕事も自宅での作業にして、病院以外はほとんど外出せずに過ごしていました。
後はスーパー銭湯に3回、温泉に筋肉のコリや張りをほぐしに入りに行ったのと、効く効かないは別にして肩こりも楽になるので十字式健康法の気功整体に1回行ったくらいです。
自宅での作業も椅子に座っていると痛くなってくるので、寝ながら出来るPC台を用意して横になってパソコン仕事をしていました。
で、牽引治療を続けた結果ですが、総合的な意味で痛みの症状の悪化はしませんでしたが特に回復した感じもありませんでした。
そして腰の痛みについてこれまでとは違った感覚の痛さに変わってきました。
牽引治療中にも少しだけですが腰が痛くなる時があったのですが、以前より鈍い痛みを感じるようになっていました。
最初に打った臀部の痛みを感じる痛点の神経を麻痺させるブロック注射も効果が無く、牽引治療を続けても改善している様子が無いので、整形外科の先生からもタイミングを見て手術をしなければならないだろうと言われました。
もし手術をすることになると少なくとも1ヵ月くらいの入院が必要になります。
確かに今でも仕事に支障が出ていますが、もし今すぐ丸々1か月以上も休むというのは無理なので、関係者に連絡や調整をして入院期間中に問題の無いように準備をする必要があります。
先生は手術を勧めてこられましたが、もうしばらく考えさせてくれと言って一旦保留にしてもらいました。
結局、今回の整形外科での牽引治療やお薬も私の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛には効果が無くてまた振出しに戻ってしまったのです。
日本の一般的な病院による西洋医学的なアプローチの保存療法(ブロック注射、痛み止めや炎症を抑える薬、筋肉の緊張を緩和する薬、神経痛の痛みを抑える薬、牽引治療など)でこれまでに聞いていた治療法は全て効かなかったことになります。
この頃にはどんな整形外科に行っても薬の種類が変わるだけで腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの緩和や解消の根本的な治療は出来ないんだ。
病院や医者を頼ってもどうにもならないという気持ちになっていました。
牽引治療と痛みのメカニズムの説明
ネットで調べた別の整形外科へ行き牽引治療、ブロック注射と痛みの出るメカニズムについての説明を聞いてきました。
この整形外科は自宅から車で30分位かかる所にあるのですが、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛などの治療に定評のある病院みたいです。
以前撮ってもらったMRIの画像写真とこれまでに飲んできた薬を書いたお薬手帳を持って整形外科に行きました。
しかし、なんとまあ、患者さんの多いこと。
待合室のベンチも一杯で、診察が始まるまでに30分立ったまま、さらに30分座って待つことになってしまいました。
「先生の診察の前に腰部のレントゲンを撮りますのでこちらに来てください。」
と看護婦さんに呼ばれる頃には痛みを耐えて脂汗を流すような状態でした。
レントゲン撮影後、暫らくしてお医者さんによる診察開始です。
これまでの治療や現在の痛みの症状と状態を一通り伝えた後、診察台の上で脚を曲げたり腰を押したりして診断をしてもらいました。
医者:
「相当悪いね。一応、保存療法で始めてみるけど、改善しない場合は手術が必要になる可能性が高いよ。」
「ただし手術をしても全員が確実には治らないんで、あくまでも最終手段だけど君の場合、まだ悪化する恐れがあるからその時は覚悟しておいてね。」
この様に怖いことを言われて治療開始です。
痛みの大部分は坐骨神経痛による臀部から足にかけての痛みなので、脊椎へのブロック注射ではなく、臀部の痛みを感じる痛点の神経に向けてのブロック注射を腰の牽引治療の前に打ってもらいました。
この注射は小さな注射で、左側のお尻のあちこちにチクッチクッと5ヵ所くらい打っていきます。
そして先生が言ううには
「坐骨神経痛は痛みを感じ続けることで、痛点が過剰に敏感になり過ぎて関係ない刺激でも痛みとして感じるようになってしまうものなんだよ。」
「だから痛いことはしない。少しでも痛くなったら休むなどをして、痛みを感じさせずに生活することが大事だよ。」
「ロキソニンやリリカカプセルなどは君の場合、飲んでも無駄なので筋肉の緊張を取る薬を処方するね。」
「あとは向こうで腰の牽引治療を受けて、腰椎椎間板ヘルニアの出っ張って神経を圧迫している所を伸ばしてもらうね。」
「それと、しばらくは毎日、牽引治療に通院してね。」
ということで、約30分の腰の牽引治療をしてもらい、調剤薬局で薬を買って帰りました。
確かにこれまでにもネットなどで調べていると坐骨神経痛が発生するきっかけとして腰椎椎間板ヘルニアが関係します。
しかし坐骨神経痛による足腰の痛みと腰椎椎間板ヘルニアの有無には関係が無いとの記事を読んだことがあるので、この時は納得して先生の説明を聞くことが出来ました。
帰国時の痛み対策
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛が一向に治らないまま、逆に悪化していく中で、またしても恐怖の渡航の日がやってきました。
今回は中国から日本への発症後、2回目の帰国です。
これまでに書きましたように、この時期は更に症状が悪化していて、足腰の痛みが無く歩ける距離や時間も以前より短くなっていましたし、座っているだけでも暫らくすると脚が痛くなるような状態でした。
これまでの経験でリリカやロキソニンなどの痛み止めはまだありますが、ほとんど効果が無いことは判っています。
鍼を打ってもらっても、按摩をしても一時的にほんの少し痛みがマシになる程度です。
中国から日本に帰らなくてはならないのですが、帰国の移動に掛かる時間と痛みや身体的負担を考えると不安感でいっぱいになります。
しかしチケットの日は決まっているし、仕事の都合もあります。
また妻や子供、家族に会いたい気持ち、自分の国である日本で言葉の不自由のない安心した場所に帰りたい気持ちで心を奮い立たせて帰国の準備を始めました。
まずは少しでも移動や手続きが楽になるように、今回はスーツケースを持たずに小さな手提げ鞄ひとつで帰ることにします。
荷物はパスポートと財布と携帯とノートパソコンとiPadと手帳だけで他の物は一切入れません。
服装もスエットのズボンにTシャツと少し季節外れですが体を冷やさず軽くて暖かいユニクロのダウンベストを羽織り、靴はクロックスのサンダルです。
出発前日の夕方に近所の按摩屋に行き、揉むのではなくオイルマッサージをしてもらい血行を良くしておきます。
腰はマッサージしてもらわずに、痛みの酷くなる臀部から左足にかけてだけを1時間じっくりとオイルマッサージしてもらいました。
そして家に帰ってから漢方薬フヨウで腰の温熱治療をして、いつもよりずっと早く眠りにつきます。
出発当日はギリギリまで横になり体を休めて、気休めにしかならないかもしれないけど酩酊しても良いつもりで通常1回1錠のロキソニンを2錠飲んで家を出ました。
さらにと搭乗手続きの時に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛であることを伝えて、
前回同様に隣が空いている席を取ってもらいました。
搭乗前にさらにロキソニンを1錠飲んで、ベルトサインが消えている時は周りの乗客の冷たい目も構わずに並んだシートで横になります。
関空には車で妻に迎えに来てもらうように連絡してあります。
この様に出来る限りの対策を打って、腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが何度か出ながらですがどうにかこうにか日本の我が家に帰ることが出来ました。
苦痛と生活の心配
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症して約4ヵ月が過ぎました。
鍼治療、漢方薬、按摩、整体、硬膜外ブロック注射、痛み止めの薬、温熱治療、高周波治療器などなど、日本・中国それぞれでこれまでに7ヵ所の病院や治療院で保存療法と呼ばれる治療を試みてきました。
しかしこれまでのところ、目立った効果の有る治療法には出会えず、日本と中国の往復とそれぞれの国での仕事や生活、足腰の痛みを我慢したり庇いながらの不便な日々。
仕事も捗らず、病院通いやひどい痛みなどで仕事を休んだりすることも増えて収入は減るのに、タクシー代や治療費で出費はどんどんと増えるばかり。
一体、いつになったら治るんだろう。
やはり手術をするしかないんだろうか?
このままずっと、治らなくて一生、こんな苦痛と生活が続くんだろうか?
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の苦痛。
生活費の心配。
子供と妻のこと。
仕事の悩み。
回復の見込みがない治療。
ストレスや焦りでイライラが募る毎日。
気分転換に出掛けたくても、足腰が痛くて買い物や映画どころか飲みに行くことも友達と外食することすら出来ません。
また中国に居る時は妻や子供の顔すら見ることが出来ません。
この4~6ヵ月目くらいが一番、肉体的にも精神的にも辛い時期でした。
中国に居る時は一人暮らしなのでどうしても外食が中心になります。
しかし、例え歩く距離の少ない近くのお店に食べに行っても、いつも食事の途中くらいになると脚が痛くなってきてじっと座っていられなくなってきます。
そうなると食事もまともに食べられなくなってきます。
ある時はわずか300mくらいしか離れていない銀行までお金を下しに歩いていく途中で脚が痛くなりました。
ベンチや椅子、ちょっと腰を掛けられる階段などが何もなく、しかしもう歩けないくらいに脚が痛くなったので、道端で横たわって休んだこともありました。
中国では倒れている人を助けようと声を掛ける人はほとんど無く、道行く人々が道路で寝そべっている私を変な目で見ながら通り過ぎていきます。
本当に自分で自分が情けなくて悲しくなりました。
もっとも逆に声を掛けられても中国語が話せない私は返答に困りますし、もし悪い人に日本人だとバレたら、鞄や財布、携帯やパスポートなどを奪われるかもしれません。
もし取られても、その時の私は抵抗することも相手を追いかけることも出来ませんから。
この様に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を発症してからは当たり前だと思っていた生活が送れなくなり、ちょっとしたことが出来なくなります。
これまで病気らしい病気や大きなケガをしたことが無かったのですが、健康な体の大切さをヒシヒシと感じることになりました。
鍼治療と按摩について私の見解
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛における鍼治療と按摩やマッサージについて、前回の記事にあたる時期は2014年4月の終わり頃で、この見解は2014年8月末頃の私の見解でありこの闘病記ブログの時系列的には合致しないのですがここで挟ませていただきます。
既に書いてきた分、そしてこの後経験してきた分を含めての感想は、
鍼治療、按摩やマッサージともに確かに筋肉がほぐれたような感じはあります。
感電死寸前のトラブルは別にして、しかし、私の場合に限りますが体験した鍼治療や按摩では目立った治療効果があるものはありませんでした。
鍼治療では効果はありませんでしたが、悪化したりすることはありませんでしたが、
按摩については逆に痛みの症状が悪化した場合もありました。
按摩屋さんとの相性や技量や経験値の違いによるものだと思いますので、万人に当てはまる意見ではないとは思います。
追々書いていきますが、人によっては按摩は効果があるかもしれませんが、やはり特に椎間板ヘルニアの場合、按摩はリスクがあると思います。
患部を含めグイグイと外圧を掛けて押し揉んでいきますので、条件が合わなければ脊椎で飛び出している椎間板をさらに飛び出させることになってしまいかねません。
一方、鍼治療は効果の有る無しは別にして、外的圧力を掛けないので、その分、按摩やマッサージよりも安全だと思います。
また、鍼治療の良いところとして按摩と違って体の外部からグイグイと力を加えてツボを刺激するのではないので、後のモミ返しの痛みやダルさなどはありません。
日本でもそうですが、鍼を打てる治療院よりも按摩やマッサージの方が多いので、試したことが無い方が多いと思いますが、私の感想としては按摩やマッサージより鍼の方が体に少ない負担でコリや痛みを軽減できるように思います。
按摩やマッサージはしてもらっている時はすごく気持ち良くて、そのリラックス効果というんでしょうか筋肉のコリや張りをほぐす効果と共にストレス解消と言う部分でも非常に良い治療法だと思います。
今も私自身、疲れが溜まった時や腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが出そうになった時などに、気軽にいつでも受けられる按摩やマッサージに行くことがちょくちょくあります。
ただし、腰だけは絶対に揉ませません。
鍼治療に関しては日本の場合、鍼灸師の免許を持っている鍼灸院などでしか打つことが出来ませんので、思い付いたときや仕事が終わった後の時間などに気軽に受けにくいと思います。
また中国の場合、病院や治療院だけでなく、個人の按摩屋など民間療法的にあちこちで打つことが出来ますが、鍼の管理を含めた衛生面での心配や、治療する人の技量や知識の信頼度などの不安から、いつでもどこでも打てるというわけではありません。
ということで総括しますと、
按摩の場合、重篤な症状の治療ではなく、肉体的・精神的なリラックスとしてや患部以外の部位を闘病疲れを癒すために揉んでもらうならOK。
鍼治療の場合、私の様な腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛などの場合、治療効果があるかどうかは別にして、筋肉の緊張やコリ、張りが痛みの原因になっているかもと言う方は試しに何回か続けて通ってみるのもOK。
ということになります。
既に書いてきた分、そしてこの後経験してきた分を含めての感想は、
鍼治療、按摩やマッサージともに確かに筋肉がほぐれたような感じはあります。
感電死寸前のトラブルは別にして、しかし、私の場合に限りますが体験した鍼治療や按摩では目立った治療効果があるものはありませんでした。
鍼治療では効果はありませんでしたが、悪化したりすることはありませんでしたが、
按摩については逆に痛みの症状が悪化した場合もありました。
按摩屋さんとの相性や技量や経験値の違いによるものだと思いますので、万人に当てはまる意見ではないとは思います。
追々書いていきますが、人によっては按摩は効果があるかもしれませんが、やはり特に椎間板ヘルニアの場合、按摩はリスクがあると思います。
患部を含めグイグイと外圧を掛けて押し揉んでいきますので、条件が合わなければ脊椎で飛び出している椎間板をさらに飛び出させることになってしまいかねません。
一方、鍼治療は効果の有る無しは別にして、外的圧力を掛けないので、その分、按摩やマッサージよりも安全だと思います。
また、鍼治療の良いところとして按摩と違って体の外部からグイグイと力を加えてツボを刺激するのではないので、後のモミ返しの痛みやダルさなどはありません。
日本でもそうですが、鍼を打てる治療院よりも按摩やマッサージの方が多いので、試したことが無い方が多いと思いますが、私の感想としては按摩やマッサージより鍼の方が体に少ない負担でコリや痛みを軽減できるように思います。
按摩やマッサージはしてもらっている時はすごく気持ち良くて、そのリラックス効果というんでしょうか筋肉のコリや張りをほぐす効果と共にストレス解消と言う部分でも非常に良い治療法だと思います。
今も私自身、疲れが溜まった時や腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みが出そうになった時などに、気軽にいつでも受けられる按摩やマッサージに行くことがちょくちょくあります。
ただし、腰だけは絶対に揉ませません。
鍼治療に関しては日本の場合、鍼灸師の免許を持っている鍼灸院などでしか打つことが出来ませんので、思い付いたときや仕事が終わった後の時間などに気軽に受けにくいと思います。
また中国の場合、病院や治療院だけでなく、個人の按摩屋など民間療法的にあちこちで打つことが出来ますが、鍼の管理を含めた衛生面での心配や、治療する人の技量や知識の信頼度などの不安から、いつでもどこでも打てるというわけではありません。
ということで総括しますと、
按摩の場合、重篤な症状の治療ではなく、肉体的・精神的なリラックスとしてや患部以外の部位を闘病疲れを癒すために揉んでもらうならOK。
鍼治療の場合、私の様な腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛などの場合、治療効果があるかどうかは別にして、筋肉の緊張やコリ、張りが痛みの原因になっているかもと言う方は試しに何回か続けて通ってみるのもOK。
ということになります。
中国名人の鍼治療
中国の名人の鍼治療について内容や効果、感想を書きます。
腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の為、前回、鍼治療を試みましたがトラブルに巻き込まれたのは書きましたよね。
そしてお詫びにもう一回無料で鍼治療をしていただけるということで数日後、名人の按摩屋に行き鍼治療を受けてきました。
以前にも鍼は中国で受けたことがあり、その時の様子は過去記事で書きましたが、ここでの鍼はちょっと違うものでした。
まず最初に
「新品のを一回だけ使う使い捨て鍼」 → 下記の中くらいの値段
「何度でも使える自分専用の鍼」 → 最も高いが何回も通うなら使い捨てより安くなる
「消毒して他の患者さんと使いまわす鍼」 → 一番安いが感染など衛生面で心配
の中から、自分の希望する鍼を選びます。
私は使い捨ての鍼を選びました。
この鍼が以前見たものより、はるかに長くて、太さも3倍くらいあるのです。
通常は10cm位の細い物なんですが、ここの鍼は長さも20cmくらいで見た目でハッキリと判るくらい太いのです。
正直、初めてみた時は怖いと思いました。
しかし、とにかく打ってもらうことにして、全身裸でうつ伏せに治療台の上に横になりました。
下向きになって背中側のツボに打ってもらうので、自分では何をされているかが全く見えないんですよね。
また打つまでどこに刺されるかも判らないので、すごい不安感と緊張感があります。
腰椎椎間板ヘルニアと左臀部から足先にかけての坐骨神経痛なので、腰や尻、脚の全体にあるツボに順番に鍼を刺していきます。
今回刺したのは全部で8本でした。
結果としては普通の鍼の場合と同じく、最初にチクッとして、鍼を差し込んでいく内に身体内部のツボに到達し、ズンっというような痛みを感じたところで止めます。
ただ今回は差し込む時の感触もズルズルっと入っていく感じが良く判りましたし、体の中に入れる深さも深いので一体どこまで押し込むんだという怖い感触がありました。
まあ、これも刺してしまえば気にならなくなるのですが。
さらに一つ違う点としては鍼を打つツボと言うんでしょうか、部位も以前とは少し違うようでした。
ツボについては中国語で説明されても私は理解出来ないので、ツボの名前や各所の効果などは聞いておりません。
でその内の腰と尻とひざの裏と足首(くるぶし辺り)の鍼に電極を繋いで約30分くらい電気を流していきます。
今回は前回の事もあるので奥さんが機械の傍に座って終わるまで見張っていてくれました。
で、治療後日の私個人の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛への治療効果の結果は
「その日は少し楽になったように感じるが、翌日には元に戻って痛みが再発する。」
でした。
また、前回の感電死寸前というトラブルの時に全身の筋肉を硬直させて苦しんだことが影響していたのでしょうか、その時の影響で正直、以前よりさらに症状が悪化していたのでした。
これを最後にこの盲人で名人の按摩屋に通うことが無くなりました。
中国の鍼治療で感電死直前を体験
鍼治療を名人に腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛の痛みの治療の為、受けたのですが、思わぬトラブルに巻き込まれてしまいました。
鍼治療の内容や効果などについては次回、改めて書きますが
鍼治療の時に起こった、さすがは中国と言うトラブルがありましたのでその件を今回は先に紹介させていただきます。
前回、前々回に書いた盲人の按摩名人によるマッサージと漢方薬フヨウによる温熱治療、中国人社長さんのお持ちの高周波治療器による治療を約2週間くらい続けていました。
その間、按摩屋には合計5回ほど、内3回は社長さんの送迎付きです。
高周波治療器は3回、社長さんの会社で治療していただきました。(もちろん無料です。)
漢方薬フヨウと岩塩による温熱治療は毎日自宅で続けていました。
しかし、その時は気持ち良いのですが、やはり歩いたり座っていたり、立っていたりすると腰から臀部、脚にかけて痛くなってきます。
そんな訳で按摩の名人に良くなって来ないことを伝えると、鍼治療をすることになりました。
鍼治療の詳細は次回として、起こったトラブルについて書いていきます。
すでに数回、按摩には通っていて、奥さんとも子供さん達とも既に顔見知りになっていました。
また出資者である社長さんの紹介だったし、治療の後、社長さん、私、按摩屋さん、奥さん、子供達と一緒に近くの食堂で食事などをしたこともありました。
(この時の食事代は社長さんの奢りでした)
按摩屋さんの子供は7歳の女の子、4歳の男の子の二人です。
片言の中国語しか話せない日本人の私が面白かったのか、この頃には特に下の男の子に妙になつかれていました。
そして鍼治療の鍼を腰や脚に刺してもらい、ここでも鍼を電極につないで約30分、電気を流し始めました。
電圧を調整してもらい、漢方薬フヨウを行った時と同じ部屋で一人でベッドに寝て治療をしていました。
按摩屋さんや奥さんは次のお客さんをマッサージしに、別の部屋で仕事をしていました。
5分くらいすると私のいる部屋に誰かが入ってきました。
私はうつ伏せで寝ており、また按摩用の治療台なので顔の部分がベッドの窪みの部分に嵌っています。
また腰や脚に電極を繋いだ鍼が刺さっているため、入ってきた人を見ることが出来ません。
奥さんが様子を見に来たのだろうくらいに思っていたその時です。
いきなり感電しそうなほど強力な電気が私の体を流れ衝撃でビクンと体がはじけ飛びました。
しかし電気はさらに流れ続けます。
自分の手の届かない腰や脚など体の後ろ側に深く鍼が刺さっているため、またその鍼から直接体の内部に送られる強力な電気の刺激で痺れて自分の意思通りに体を動かせない状態です。
流れる電気に対してなすすべもないままただただ悶え、大声で叫んでいました。
そうです、男の子が入ってきて機械のつまみを最大値に回してしたんです。
私の叫び声を聞いて按摩屋さんが来ました。
その時、奥さんは居なかったようで目の見えない盲人の按摩屋さん一人だけだったのです。
彼は目が見えませんので来るまでにも時間が掛かり、状況を把握するのにも、電気を止めるのにも時間が掛かります。
私は苦しみの為、中国語が話せず日本語で「痛いやないか、バカヤロー、早く何とかせんかい、ええ加減にせいよ、こん畜生・・・」などと本能のまま出る悪態を吐いていました。
日本語だったのも按摩屋さんの状況把握が遅くなった原因かもしれません。
その間、約1~2分くらいだったと思いますが、私には1時間くらい続く拷問の様に感じられました。
結局、その日は鍼治療は中止、
僕も高ぶった感情が抑えられず、中国語で「もう帰る。二度と来ない。」と言ってました。
お詫びとしてこの日の治療費は無料、再度1回、同じく無料で鍼治療をしてくれるということになりその場は治まりました。
男の子は怒られて泣いていました。
しかし、体の中まで刺した鍼から強力な電気が流し込まれるって、本当にえげつない拷問ですよ。
自分でも良く心臓が止まらなかったな、死ななかったなと思うくらいの激痛でした。
多分、これからの一生でこれだけの電気を体に流されるには、自分が死に面して、心肺停止した時にAEDや電気ショックを掛けられるときくらいでしょう。
まあ、その時は意識が無いので今回の様な苦痛は無いでしょうが。
鍼治療の内容や効果などについては次回、改めて書きますが
鍼治療の時に起こった、さすがは中国と言うトラブルがありましたのでその件を今回は先に紹介させていただきます。
前回、前々回に書いた盲人の按摩名人によるマッサージと漢方薬フヨウによる温熱治療、中国人社長さんのお持ちの高周波治療器による治療を約2週間くらい続けていました。
その間、按摩屋には合計5回ほど、内3回は社長さんの送迎付きです。
高周波治療器は3回、社長さんの会社で治療していただきました。(もちろん無料です。)
漢方薬フヨウと岩塩による温熱治療は毎日自宅で続けていました。
しかし、その時は気持ち良いのですが、やはり歩いたり座っていたり、立っていたりすると腰から臀部、脚にかけて痛くなってきます。
そんな訳で按摩の名人に良くなって来ないことを伝えると、鍼治療をすることになりました。
鍼治療の詳細は次回として、起こったトラブルについて書いていきます。
すでに数回、按摩には通っていて、奥さんとも子供さん達とも既に顔見知りになっていました。
また出資者である社長さんの紹介だったし、治療の後、社長さん、私、按摩屋さん、奥さん、子供達と一緒に近くの食堂で食事などをしたこともありました。
(この時の食事代は社長さんの奢りでした)
按摩屋さんの子供は7歳の女の子、4歳の男の子の二人です。
片言の中国語しか話せない日本人の私が面白かったのか、この頃には特に下の男の子に妙になつかれていました。
そして鍼治療の鍼を腰や脚に刺してもらい、ここでも鍼を電極につないで約30分、電気を流し始めました。
電圧を調整してもらい、漢方薬フヨウを行った時と同じ部屋で一人でベッドに寝て治療をしていました。
按摩屋さんや奥さんは次のお客さんをマッサージしに、別の部屋で仕事をしていました。
5分くらいすると私のいる部屋に誰かが入ってきました。
私はうつ伏せで寝ており、また按摩用の治療台なので顔の部分がベッドの窪みの部分に嵌っています。
また腰や脚に電極を繋いだ鍼が刺さっているため、入ってきた人を見ることが出来ません。
奥さんが様子を見に来たのだろうくらいに思っていたその時です。
いきなり感電しそうなほど強力な電気が私の体を流れ衝撃でビクンと体がはじけ飛びました。
しかし電気はさらに流れ続けます。
自分の手の届かない腰や脚など体の後ろ側に深く鍼が刺さっているため、またその鍼から直接体の内部に送られる強力な電気の刺激で痺れて自分の意思通りに体を動かせない状態です。
流れる電気に対してなすすべもないままただただ悶え、大声で叫んでいました。
そうです、男の子が入ってきて機械のつまみを最大値に回してしたんです。
私の叫び声を聞いて按摩屋さんが来ました。
その時、奥さんは居なかったようで目の見えない盲人の按摩屋さん一人だけだったのです。
彼は目が見えませんので来るまでにも時間が掛かり、状況を把握するのにも、電気を止めるのにも時間が掛かります。
私は苦しみの為、中国語が話せず日本語で「痛いやないか、バカヤロー、早く何とかせんかい、ええ加減にせいよ、こん畜生・・・」などと本能のまま出る悪態を吐いていました。
日本語だったのも按摩屋さんの状況把握が遅くなった原因かもしれません。
その間、約1~2分くらいだったと思いますが、私には1時間くらい続く拷問の様に感じられました。
結局、その日は鍼治療は中止、
僕も高ぶった感情が抑えられず、中国語で「もう帰る。二度と来ない。」と言ってました。
お詫びとしてこの日の治療費は無料、再度1回、同じく無料で鍼治療をしてくれるということになりその場は治まりました。
男の子は怒られて泣いていました。
しかし、体の中まで刺した鍼から強力な電気が流し込まれるって、本当にえげつない拷問ですよ。
自分でも良く心臓が止まらなかったな、死ななかったなと思うくらいの激痛でした。
多分、これからの一生でこれだけの電気を体に流されるには、自分が死に面して、心肺停止した時にAEDや電気ショックを掛けられるときくらいでしょう。
まあ、その時は意識が無いので今回の様な苦痛は無いでしょうが。
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